2021年8月に行ける展覧会
展覧会の見どころを一挙紹介(東京都版)
文:出口夢々
2021年8月に行ける、東京都で開催されている58の展覧会の情報を一挙に紹介します!
各展覧会ともコロナ対策は十分。ぜひ、足を運んでみてください。
展覧会情報
◆アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人
◇ジャンル:絵画、映像、彫刻、インスタレーションなど
「アナザーエナジー展」では、世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名に注目し、彼女たちの活動に光をあてる。16名の年齢は71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを積んでいるアーティスト。彼女たちが制作した絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションにパフォーマンスなどの多彩で力強い作品をとおして、長いキャリアのなか、ひたむきに挑戦し続けてきた彼女たちの特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える。
会場:森美術館
会期:2021年4月22日(木)〜9月26日(日)
観覧料:平日一般2000円(65歳以上1700円)、土・日・休日一般2200円(65歳以上1900円)ほか
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:会期中無休
最寄り駅:六本木駅、麻布十番駅、乃木坂駅
HP:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/anotherenergy/index.html
※事前予約可
※火曜日のみ17:00まで
◆イサム・ノグチ 発見の道
◇ジャンル:彫刻
20世紀を代表する芸術家イサム・ノグチ。彫刻のみならず、舞台美術やプロダクトデザインなどさまざまな分野で大きな足跡を残した。本展では、晩年の独自の石彫にいたるノグチの「発見の道」をさまざまな作品でたどりつつ、ノグチ芸術のエッセンスに迫る。
会場:東京都美術館
会期:2021年4月24日(土)〜8月29日(日)
観覧料:1900円(65歳以上1100円)
開館時間:9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
休館日:月曜日※
最寄り駅:上野駅
HP:https://isamunoguchi.exhibit.jp/index.html
※8月2日・9日は開室
※事前予約制
◆特集コーナー展示 マリノ・マリーニの彫刻と版画
◇ジャンル:彫刻、版画
20世紀イタリアを代表する彫刻家、マリノ・マリーニ。馬と機種の彫刻で知られている彼だが、彫刻を制作する傍ら、数多くの版画も制作した。本展では、石橋財団コレクションのなかから彫刻や版画作品を展示する。
会場:アーティゾン美術館 4階展示室
会期:2021年5月15日(土)〜9月5日(日)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:東京駅、京橋駅、日本橋駅
HP:https://www.artizon.museum/exhibition/detail/62
※日時指定予約制
◆新・晴れた日 篠山紀信
◇ジャンル:写真
時代の熱量を捉えた写真によって、1960年代から活躍を続ける篠山紀信。本展では、長嶋茂雄や輪島功一、オノ・ヨーコなど、誰もが知るアイコンをちりばめながら、広範に社会の動きを捉え、昭和という時代の尖鋭な批評となっている写真集『晴れた日』の構造を使って、二部構成で60年間にわたる篠山紀信の116作品を展覧する。
会場:東京都写真美術館
会期:2021年5月18日(火)〜8月15日(日)
観覧料:1200円(65歳以上600円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4019.html
※日時予約制
◆ファッション イン ジャパン1945-2020 ―流行と社会
◇ジャンル:服飾
戦中戦後の国民服やもんぺの時代から、国際的に華々しい活躍を見せた日本人デザイナーの作品、日本の若者から発信されたKawaii文化、サステナブルな近未来まで、世界に誇る日本のファッション文化を展覧。豊かな表現を生み出すきっかけとなった明治期以降の社会状況や流行といった現象を発端に、戦後から現在にいたるまでの日本のファッションを包括的に紹介する。
会場:国立新美術館 企画展示室1E
会期:2021年6月9日(水)~9月6日(月)
観覧料:1700円
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)※
休館日:火曜日
最寄り駅:乃木坂駅、六本木駅
HP:https://fij2020.jp
※事前予約制
※金・土曜日は20:00まで
◆隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則
◇ジャンル:建築
東京オリンピック・パラリンピック2020のメイン会場に予定される《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾。本展は隈建築のなかから公共性の高いものを中心に36件を精選し、全点に隈自身による作品解説をつけて紹介する。
会場:東京国立近代美術館
会期:2021年6月18日(金)〜 9月26日(日)
観覧料:1300円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:月曜日、8月10日、9月21日
最寄り駅:竹橋駅、九段下駅、神保町駅
HP:https://kumakengo2020.jp/
※金・土曜日は20:00まで
※8月2日・9日・30日、9月20日は開館
◆特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」
◇ジャンル:仏像
三輪山を御神体とする大神神社に付属する寺、大神寺にあった国宝 十一面観音菩薩立像や国宝 地蔵菩薩立像などの仏像と、仏教伝来以前の日本の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示する。国宝 十一面観音菩薩立像が奈良県から出るのははじめて。
会場:東京国立博物館 本館特別5室
会期:2021年6月22日(火)~9月12日(日)
観覧料:前売日時指定券 一般1400円ほか
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日※
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅
HP:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/shorinji2020/
※8月9日(振休)は開館
◆ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ
◇ジャンル:絵画
コローやクールベ、バルビゾン派から印象派まで、フランスの近代風景画をたどる展覧会。フランス国内ではルーヴル美術館に次いでコロー作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実しているランス美術館のコレクションから選りすぐりの名品を通じ、印象派において1つの頂点に達するフランス近代風景画の展開をたどる。
会場:SOMPO美術館
会期:2021年6月25日(金)~9月12日(日)
観覧料:1500円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)※
最寄り駅:新宿駅
HP:https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/musees-reims-2021/
※8月9日は開館
◆日本画「GOLD++」展
◇ジャンル:日本画
光の表現としての「黄金:GOLD」をさまざまな作品より紹介。古典的な技法でもある「金」を使った黄金の世界を楽しめる。
会場:郷さくら美術館
会期:2021年6月29日(火)〜9月5日(日)
観覧料:500円(70歳以上400円)
開館時間:10:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:中目黒駅
HP:https://www.satosakura.jp/
◆三菱創業150周年記念 三菱の至宝展
◇ジャンル:書、屏風、器など
《曜変天目》、『毛詩』をはじめとする国宝12点が出品。三菱一号館を構想した岩崎彌之助が創設し、嗣子小彌太が拡充した静嘉堂、岩崎久彌によるアジア最大級の東洋学研究図書館・東洋文庫から歴史を刻んだ名品が集結する。
会場:三菱記念一号館美術館
会期:2021年6月30日(水)〜9月12日(日)※
観覧料:1900円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合開館)、8月10日
最寄り駅:東京駅、有楽町駅、日比谷駅、二重橋前駅
HP:https://mimt.jp/kokuhou12/
※展示替えあり
※事前予約制
◆「ルール?展」
◇ジャンル:現代アート
憲法や法律、社会基盤となる公共インフラや公的サービスから、文化的背景にもとづいた規則やマナー、家族や個人に無意識に根づく習慣まで、私たちの思考や行動様式を形成している「ルール」。本展では、私たちがこれからの社会でともに生きるためのルールを、デザインでどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
会期:2021年7月2日(金)〜11月28日(日)
観覧料:1200円
開館時間:平日11:00〜17:00、土日祝11:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日※
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:http://www.2121designsight.jp/program/rule/
※11月23日は開館
◆アニメ 呪術廻戦展
◇ジャンル:原画
“TVアニメ「呪術廻戦」を追体験できる展示会” をコンセプトに、原画・絵コンテ等の多数のプロダクト資料を展示。前期展示ではアニメ1~13話、後期展示では14~24話の内容を展覧します。
会場:東京アニメセンター
会期:2021年7月2日(金)〜9月5日(日)※
観覧料:前売券1500円
開館時間:平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜20:00
休館日:8月2・3・4・5日
最寄り駅:渋谷駅
HP:https://tokyoanimecenter.jp/event/anime_jujutsukaisenten/
※前期7月2日〜8月1日、後期8月6日〜9月5日
◆館所蔵作品から 日本画・屏風展
◇ジャンル:日本画、屏風画
人間国宝・田村耕一ほか、和田守卑良、坪島土平、佐伯守美などの陶芸作品を展示する。活躍中の若手作品ならではの、日本画壇へ羽ばたく清新な力強さと勢いを体感できる展覧会。
会場:光が丘美術館
会期:2021年7月2日(金)〜9月26日(日)
観覧料:500円
開館時間:10:00〜17:00(入管は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、第1・3火曜日
最寄り駅:光が丘駅
HP:http://hikari-m-art.org/exhibition/
◆夢二 × 文学 「絵で詩をかいてみた」― 竹久夢二の抒情画・著作・装幀―
◇ジャンル:抒情画
詩人や文筆家としての顔も持ち、300冊以上の本の装幀も手掛けた竹久夢二。本展では抒情溢れる夢二の絵や、詩や文章、装幀本などを展示し、夢二作品の文学性や、文学との関わりを紹介する。
会場:竹久夢二美術館
会期:2021年7月3日(土)〜9月26日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:30〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月・火曜日※
最寄り駅:根津駅、東大前駅
HP:https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/exhibition/now.html
※事前予約制
※弥生美術館も入館可能
※9月20日は開館
◆大正ロマン・昭和モダンのイラストレーター 高畠華宵展 ―ジェンダーレスな まなざし―
◇ジャンル:人物画
「少年の中には少女が、少女の中には少年がいる」とも評された両性具有的な人物画を描き、少年からも、少女からも、紳士淑女からも、熱烈な支持を得た高畠華宵。世間の枠にとらわれず、自らの価値観と美意識を信じ、描いた美麗な原画の数々を一挙公開する。
会場:弥生美術館
会期:2021年7月3日(土)〜9月26日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:30〜16:30
休館日:月・火曜日※
最寄り駅:根津駅、東大前駅
HP:https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html
※事前予約制
※竹久夢二美術館も入館可能
※9月20日は開館
◆サーリネンとフィンランドの美しい建築 展
◇ジャンル:建築
日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を築いたエリエル・サーリネン。本展は、サーリネンがフィンランドを拠点に活動した時代にスポットをあて、図面や写真、家具や生活のデザインといった作品資料を展示する。
会場:パナソニック汐留美術館
会期:2021年7月3日(土)〜9月20日(月)
観覧料:800円(65歳以上700円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:水曜日、8月10日〜13日
最寄り駅:新橋駅、汐留駅
HP:https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/21/210703/index.html
※8月6日、9月3日は20:00まで
◆【開館55周年記念特別展】山種美術館所蔵 浮世絵・江戸絵画名品選―写楽・北斎から琳派まで―
◇ジャンル:浮世絵、江戸絵画
山種美術館の開館55周年を記念して、所蔵する浮世絵と江戸絵画の優品を紹介する展覧会を開催。浮世絵部門では、写楽の個性的な役者大首絵3点、「赤富士」で名高い北斎の《冨嶽三十六景凱風快晴》、広重の保永堂版《東海道五拾三次》など、絵師の代表作が揃う珠玉のコレクションを前・後期に分けて全点公開する。江戸絵画部門では、俵屋宗達絵・本阿弥光悦書による《四季草花下絵和歌短冊帖》や《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》、酒井抱一《秋草鶉図》【重要美術品】などの琳派作品をはじめ、岩佐又兵衛《官女観菊図》【重要文化財】から、国内外で注目される伊藤若冲、さらに池大雅などの文人画、狩野派や円山四条派まで、諸流派による個性豊かな優品の数々も展覧。
会場:山種美術館
会期:2021年7月3日(土)〜8月29日(日)※
観覧料:1300円
開館時間:平日10:00〜16:00、土日祝10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP:https://www.yamatane-museum.jp/exh/2021/ukiyoe.html
※会期中展示替えあり(前期7月3日〜8月1日、後期8月3日〜29日)
◆ミュージアム コレクション特別篇 グローバル化時代の現代美術― “セタビ” のコレクションで楽しむ世界旅行
◇ジャンル:現代アート
自国を離れて異国でも創作を展開したロバート・ラウシェンバーグ やデイヴィッド・ナッシュ 、ジャン=ミシェル・バスキア など、ワールド・ワイドに活躍する作家たちの作品を展示。「ミュージアム コレクション特別篇」として、「グローバル化時代」をキーワードに、普段はあまり目にすることの少ない大型作品を中心に収蔵品を見つめなおす。
会場:世田谷美術館
会期:2021年7月3日(土)〜8月22日(日)
観覧料:200円(65歳以上100円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:用賀駅
HP:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00113
◆マレーシア・イスラーム美術館精選 特別企画 「イスラーム王朝とムスリムの世界」
◇ジャンル:イスラーム美術
イスラーム関連の豊富なコレクションを有するマレーシア・イスラーム美術館の全面協力を得ることで、特定の国家や地域によらない、世界規模のイスラーム美術の展示が実現。さまざまなイスラーム王朝が生み出した作品を、時代や地域、テーマを切り口として展示する。
会場:東京国立博物館 東洋館12・13室
会期:2021年7月6日(火)〜2022年2月20日(日)
観覧料:1000円(70歳以上無料)
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、12月14・26・27・28・29・30・31、1月1・4・11日
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅
HP:https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2109
※事前予約制
◆福島重徳展
◇ジャンル:絵画
奥多摩出身の画家・福島重徳が、独特のタッチで描いた多摩の自然や植物、風物の作品を展示する。
会場:せせらぎの里美術館
会期:2021年7月7日(水)〜8月22日(日)
観覧料:300円
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)
最寄り駅:御嶽駅
HP:https://www.okutamas.co.jp/seseragi/exhibition/
◆大江戸の華
◇ジャンル:江戸文化
江戸に生きた人々の明日への活力が溢れる甲冑や社殿、婚礼道具を展示。江戸の武家や商家の儀礼、祭りなどの年中行事をとりあげ、江戸の人々の暮らしや人生における “ハレ” の場面や舞台を描く。
会場:江戸東京博物館
会期:2021年7月10日(土)〜9月20日(月)
観覧料:特別展専用券1400円(65歳以上700円)
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)※
最寄り駅:両国駅
HP:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/31067/大江戸の華
※日時指定予約可能
※8月2・16・30日、9月20日は開館
◆寺田小太郎 いのちの記録—コレクションよ、永遠に 前編:起源
◇ジャンル:現代アート
東京オペラシティビル地権者の一人である故・寺田小太郎から受贈した「寺田コレクション」を展示。【前編】ではコレクションの原点にさかのぼり、寺田コレクションを語るうえで欠かせない難波田龍起・史男の作品、そして「東洋的抽象」「ブラック&ホワイト」「日本的なるもの」といった収集テーマから、寺田の感性と美意識のルーツをたどる。
会場:多摩美術大学美術館
会期:2021年7月10日(土)〜9月20日(月)
観覧料:300円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日
最寄り駅:多摩センター駅
HP:https://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/210710.htm
◆浮世絵風景画—広重・清親・巴水 三世代の眼—
◇ジャンル:風景画
江戸の歌川広重、明治の小林清親、そして大正から昭和の川瀬巴水――各時代に優れた風景版画を制作した三人の絵師・画家の作品を紹介。変わりゆく日本の風景を「三世代の眼」がどのようにみつめ表現してきたのか、その違いを対比しながら、時代を超えて響きあう風景観や抒情性に着目する。
会場:町田市立国際版画美術館
会期:2021年7月10日(土)〜9月12日(日)※
観覧料:900円※
開館時間:平日10:00〜17:00、土日祝10:00〜17:30(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、8月11日
最寄り駅:町田駅
HP:http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2021-456
※会期中展示替えあり(前期7月10日〜8月9日、後期8月12日〜9月12日)
※8月25日は65歳以上無料
◆しかけがいろいろ! とびだす絵本展
◇ジャンル:絵本
ページを開くと絵がとび出たり、つまみをひっぱると絵が動いたりするしかけのある絵本を展示。美しいイラストと緻密に計算された技から生まれるとびだす絵本の世界を紹介する。
会場:八王子市夢美術館
会期:2021年7月10日(土)〜9月5日(日)
観覧料:700円(65歳以上350円)
開館時間:10:00〜19:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:八王子駅
HP:https://www.yumebi.com/scd.html#link129
◆コレクション名品展 自然が彩る かたちとこころ
◇ジャンル:日本画など
東洋・日本美術に表されたさまざまな「自然のすがた」をテーマに、三井記念美術館コレクションの中から選りすぐりの名品を紹介。「自然」がどのように美術に表現されているのか、さまざまな角度からアプローチする。
会場:三井記念美術館
会期:2021年7月10日(土)〜8月22日(日)
観覧料:1300円(70歳以上1000円)
開館時間:11:00〜16:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
最寄り駅:三越前駅、日本橋駅、東京駅、神田駅、新日本橋駅
HP:http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
◆マン・レイと女性たち
◇ジャンル:写真、絵画、オブジェ
20 世紀を代表する万能の芸術家マン・レイ。彼が親しくしていた多くの「女性たち」をヨコ糸にして、親密で詩的で機知に富んだ作品世界を繰り広げていったマン・レイを、約150点の写真を中心に、絵画やオブジェなどを加えた250点を超える作品で振り返る。
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2021年7月13日(火)〜9月6日(月)
観覧料:1700円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:7月20日
最寄り駅:渋谷駅、神泉駅
HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_manray.html
※金・土曜日は20:00まで
◆包む—日本の伝統パッケージ
◇ジャンル:デザイン
日本のデザイン黎明期に、わが国の伝統的なパッケージの収集と研究を続け、「TSUTSUMU(包む)」という言葉とともに大きな足跡を残したデザイナー、岡 秀行。木・竹・藁・土・紙―自然素材のパッケージに向けた岡の眼差しから見えてくる、「包む」ことに日本人が込めた想いや手わざの美を紹介する。
会場:目黒区美術館
会期:2021年7月13日(火)〜9月5日(日)
観覧料:800円(65歳以上600円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)
最寄り駅:目黒駅
HP:https://mmat.jp/exhibition/archive/2021/20210713-358.html
◆聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
◇ジャンル:仏像など
聖徳太子の1400年遠忌にあたる2021年。これを記念して特別展「聖徳太子と法隆寺」を開催する。法隆寺において護り伝えられてきた寺宝を中心に、太子の肖像や遺品と伝わる宝物、また飛鳥時代以来の貴重な文化財を通じて、太子その人と太子信仰の世界に迫まる。
会場:東京国立博物館
会期:2021年7月13日(火)〜9月5日(日)※
観覧料:当日券2200円
開館時間:9:30〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅
HP:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/horyuji2021/
※事前予約制
※前期7月13日〜8月9日、後期8月11日〜9月5日
◆サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術
◇ジャンル:日本画
サントリー美術館の名品から珍品、秘宝まで、作品を「見る」という行為を意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを気軽に味わえる展覧会。作品を見たときに感じる「えっ?」「おっ!」「うわぁ…」などとこうした言葉にならない「心のざわめき」を、作品をよく見るための大切なきっかけと捉え、展覧する。
会場:サントリー美術館
会期:2021年7月14日(水)〜8月29日(日)
観覧料:当日券1500円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:火曜日※
最寄り駅:六本木駅、日比谷駅、乃木坂駅
HP:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2021_2/index.html
※会期中展示替えあり
※金・土曜日、8月8日は20:00まで開館
※8月24日は開館
◆公益社団法人京都染織文化協会創立80周年記念 再現 女性の服装1500年【京都の染色技術の粋】
◇ジャンル:服飾
文化学園服飾博物館所蔵の江戸時代後期から昭和時代初期の優品を通して、京都の染織技術の真髄を紹介する展覧会。京都の染織技術を結集して復元された、古墳時代から明治時代初期にわたる女性の衣服を展示して日本の女性の服装1500年をたどる。
会場:文化学園服飾博物館
会期:2021年7月15日(木)〜9月28日(火)※
観覧料:500円
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:日曜日、祝日、夏季休館(8月7日〜17日)※
最寄り駅:新宿駅
HP:https://www.fashion-kyoto.or.jp/orikyo/80th.html
※前期7月15日〜8月6日、後期8月18日〜9月28日
※9月17日は19:00まで開館
◆「KAWS TOKYO FIRST」
◇ジャンル:現代アート
ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする稀代のアーティスト、KAWS。絵画、壁画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、ストリートアート、巨大彫刻など多岐にわたるKAWSの作品のなかから、150点を超える作品を展示。コマーシャルアートとファインアート双方の領域を網羅するKAWSの視覚的アプローチに迫り、そのユニークな芸術制作の軌跡や美術史的意義をたどる。
会場:森アーツセンターギャラリー
会期:2021年7月16日(金)〜10月11日(月)
観覧料:平日2500円、土・日・休日2800円
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:8月5日
最寄り駅:六本木駅、麻布十番駅、乃木坂駅
HP:https://www.kaws-tokyo-first.jp/#/
※事前予約制
◆GENKYO横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
◇ジャンル:現代アート
1960年代からつねに第一線で活躍し、日本を、そして世界を魅了し続けてきた、アート界のレジェンド、横尾忠則。その横尾の、60年以上にわたる創造の全貌を紹介する展覧会。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年7月17日(土)〜10月17日(日)
観覧料:2000円(65歳以上1300円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/
◆MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨
◇ジャンル:現代アート
未だ収束を見ないパンデミックによって複数の社会問題が顕在化した世界で、国や地域を超えて共鳴する若手アーティストたちの同時代的な表現や問題意識を提示。現代を生きるひとりの主体としての私たちの主観性を形作るものは何かを問うと同時に、私たちは、映像であれ、社会であれ、自らであれ、何を見ているのかだけではなく、いかに見ているのかという問いを投げかける。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年7月17日(土)〜10月17日(日)
観覧料:1300円(65歳以上900円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-annual-2021/
◆木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ
◇ジャンル:木彫
北海道美幌町で生まれ、旭川市で育った木彫家・藤戸竹喜。本展は、その初期から最晩年にいたる代表作80余点によって、この不世出の木彫家、藤戸竹喜の全貌を、東京ではじめて紹介する。
会場:東京ステーションギャラリー
会期:2021年7月17日(土)〜9月26日(日)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:8月10・16・23日、9月6・13日
最寄り駅:東京駅、大手町駅、二重橋前駅
HP:http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202107_fujito.html
※事前予約制
※金曜日は20:00まで開館
◆加藤翼 縄張りと島
◇ジャンル:現代アート
人々が知恵を出し合い、ロープと人力だけで巨大な構造体を引き倒したり、引き起こす〈Pull and Raise〉シリーズで知られる加藤翼。本展では作品をとおして、自然災害、都市開発、環境破壊などで地域のコミュニティが解体の危機に瀕するなか、人々が自発的に参画し、一体となって何かを実践することの意義を提示する。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2021年7月17日(土)〜9月20日(月)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、8月第1日曜日
最寄り駅:初台駅
HP:https://www.operacity.jp/ag/exh241/
◆特別企画「超人たちの人体」
◇ジャンル:科学
驚異の身体能力でさまざまなスポーツの記録を塗り替え、頂点を極めたアスリート〈超人〉たち。本展は、人体の驚きのしくみや美しさに迫りながら、私たちの体にも秘められた更なる可能性を感じることができる体験型の展示会となる。
会場:日本科学未来館
会期:2021年7月17日(土)〜9月5日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
最寄り駅:東京国際クルーズターミナル駅、テレコムセンター駅、東京テレポート駅
HP:https://www.nhk.or.jp/special/jintai/chojin/
※事前予約制
◆2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
◇ジャンル:原画
イタリア・ボローニャのブックフェアが主催する絵本原画の国際コンクールの入選作品を展示。ボローニャ展の会期に合わせて、板橋区立美術館に寄贈されたレオ・レオーニの作品もあわせて展覧する。
会場:板橋区立美術館
会期:2021年7月17日(土)〜8月15日(日)
観覧料:650円(65歳以上割引あり)
開館時間:9:30〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:西高島平駅、下赤塚駅
HP:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001473/4001491.html
◆川瀬巴水—版画で旅する日本の風景—
◇ジャンル:版画
新版画の制作に携わり、戦後にかけて600点以上の作品を残した川瀬巴水。本展では、初期から晩年までの作品を前期・後期に分けて展示する。前期では、巴水の生まれ故郷でもあり、思い入れのある「東京」の風景を、後期には旅を好んだ巴水が訪れた「旅先」の風景を紹介する。
会場:大田区郷土博物館
会期:2021年7月17日(土)〜9月20日(月)※
観覧料:無料
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、8月16〜18日
最寄り駅:西馬込駅HP: https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/tokubetsu/tokubetuten_kawasehasui.html
※前期7月17日〜8月15日、後期8月19日〜9月20日
◆大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」
◇ジャンル:写真
戦後の日本写真史において大きな足跡を残した大竹省二。本展、 大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」 では、没後6年を経て、大竹省二事務所のアーカイブ構築作業のなかから再発見された富士フォトサロンで展示された作品をはじめ、雑誌の表紙やグラビア等に発表された1960年代のカラー写真など、最新の技術で再現したプリント約30点を展示する。
会場:写真歴史博物館
会期:2021年7月20日(火)〜10月19日(火)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜19:00(入館は閉館の10分前まで)※
休館日:会期中無休
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:https://fujifilmsquare.jp/detail/21072004.html
※最終日は16:00閉館
◆THE北斎 —冨嶽三十六景と幻の絵巻—
◇ジャンル:浮世絵、絵巻
すみだ北斎美術館が所蔵する二大名品「冨嶽三十六景」シリーズと、幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を中心に、人気の高い北斎作品約100点を一堂に展観する。
会場:すみだ北斎美術館
会期:2021年7月20日(火)〜9月26日(日)※
観覧料:1200円(65歳以上900円)
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:両国駅
HP:https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/1863
※前期7月20日〜8月22日、後期8月24日〜9月26日
※前後期で一部展示替えあり
◆オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック
◇ジャンル:デザイン
デザインの面で画期的だった1964年東京、1968年メキシコシティ、1972年ミュンヘン、1994年リレハンメル、2004年アテネ、5つの大会に焦点を絞り、エンブレムやポスター、ピクトグラム、聖火トーチなどを通して、各大会のデザインがどのように統一感と個性を表現してきたかを探る。
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:2021年7月20日(火)〜8月28日(土)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜19:00※
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:銀座駅、有楽町駅、新橋駅
HP:https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000778
◆上村洋一+エレナ・トゥタッチコワ「Land and Beyond|大地の声をたどる」
◇ジャンル:現代アート
知床に関わり制作を続けている二人のアーティストと知床や北方圏のリサーチも展開する四方幸子をゲストキュレーターに迎え、三者の現地滞在を含む対話を介して生み出された展覧会を開催する。
会場:ポーラミュージアムアネックス
会期:2021年7月21日(水)〜8月29日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
最寄り駅:銀座駅、銀座一丁目駅、有楽町駅
HP:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html
◆Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる
◇ジャンル:絵画、写真、彫刻、映像
表現への飽くなき情熱によって、自らを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変え得た5人のつくり手たち——東勝吉(絵画)、増山たづ子(写真)、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田(彫刻/絵画)、ズビニェク・セカル(彫刻/絵画)、ジョナス・メカス(写真/映像)を紹介。「記憶」をキーワードに、作品の特性を活かした展示プランを試みる。
会場:東京都美術館
会期:2021年7月22日(木)〜10月9日(土)
観覧料:800円(65歳以上500円、80歳以上無料)
開館時間:9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
休館日:月曜日※、9月21日
最寄り駅:上野駅
HP:https://www.tobikan.jp/wallsbridges/index.html
※8月2・9・30日、9月20日は開室
◆生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」
◇ジャンル:漫画、浮世絵、風景画
『北斎漫画』、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全頁・全点・全図が一堂に会する前代未聞の特別展を開催。20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎に迫る。
会場:東京ミッドタウン・ホール[ 東京ミッドタウン B1 ]
会期:2021年7月22日(木・祝)〜9月17日(金)
観覧料:1800円
開館時間:11:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:8月10・24日、9月7日
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅、六本木一丁目駅
HP:https://hokusai2021.jp/
※事前予約制
◆「恐竜~切手で見る古生物図鑑~」展
◇ジャンル:切手
年齢を問わず人気の恐竜。ティラノサウルス、ステゴサウルスはもちろん、首長竜などの海生爬虫類をはじめ、さまざまな古生物の切手を紹介する。
会場:切手の博物館
会期:2021年8月3日(火)〜11月28日(日)
観覧料:200円
開館時間:10:30〜17:00
休館日:月曜日
最寄り駅:目白駅、高田馬場駅、雑司が谷駅
HP:https://kitte-museum.jp/2021/04/02/k20210803/
◆鷲尾倫夫作品展「巡歴の道 オキナワ」
◇ジャンル:写真
写真週刊誌『FOCUS』創刊から20年ものあいだ専属カメラマンとして活躍した鷲尾倫夫の作品展。沖縄を繰り返し訪れ、思索を深めながら撮影した作品を展覧する。
会場:日本カメラ博物館
会期:2021年8月3日(火)〜8月29日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
最寄り駅:半蔵門駅、麹町駅
HP:https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2021/06/28/29181/
◆デビュー50周年記念 諸星大二郎展 異界への扉
◇ジャンル:原画
異分野のクリエイター、研究者といった幅広い層からも絶大な支持を得ている漫画家・諸星大二郎。本展では、諸星大二郎のデビュー50周年を記念し、代表作の原画約350点を中心に、作品世界に関わりの深い美術作品や歴史・民俗資料などをあわせて展示し、読者を「異界」へと導く魅力の原点へと迫る。
会場:三鷹市美術ギャラリー
会期:2021年8月7日(土)〜10月10日(日)※
観覧料:600円(65歳以上300円)
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:三鷹駅
HP:https://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/event/20210807/
※前期8月7日〜9月5日、後期9月7日〜10月10日
会期中一部展示替えあり
◆日本のパッケージ 縄文と弥生のデザイン遺伝子—複雑とシンプル
◇ジャンル:デザイン
日本のパッケージデザインの起源でもある縄文と弥生の土器の象徴的なデザインを起点に、日本のパッケージデザインの特徴として考えられる、「美(うつくしい)」「象(シンボル)」「欲(シズル)」「愛(かわいい)」「用(つかう)」という5つのデザインテーマを抽出。このテーマに沿って、現代のパッケージおよそ140点のデザインから、日本のパッケージデザインの多様性を考察する。
会場:印刷博物館
会期:2021年8月7日(土)〜10月3日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:江戸川橋駅、飯田橋駅、後楽園駅
HP:https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20210807.php
※事前予約制
◆コレクション展示 中村屋サロン
◇ジャンル:絵画
明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集った。本店では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品を紹介する。
会場:中村屋サロン美術館
会期:2021年8月7日(土)〜9月5日(日)
観覧料:300円
開館時間:10:30〜18:00(入館は閉館の20分前まで)
休館日:火曜日
最寄り駅:新宿駅
HP:https://www.nakamuraya.co.jp/museum/exhibitions/
◆よりそう・交感のグッドデザイン
◇ジャンル:デザイン
2020年度グッドデザイン賞および近年の受賞デザインのなかから、さまざまな「交感」を感じるデザイン、デザインとその対象、デザイナーとユーザー、そしてつくり手の交感のなかで生みだされたデザイン約40点を紹介する。
会場:GOOD DESIGN Marunouchi
会期:2021年8月8日(日)〜8月22日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜19:00
休館日:会期中無休
最寄り駅:有楽町駅、日比谷駅
HP:https://www.g-mark.org/gdm/exhibition.html#part02
◆BATTLE OF TOKYO EXHIBITION
◇ジャンル:服飾など
LDH JAPANが仕掛ける総合エンタテインメント・プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」とコラボした展覧会。「Jr.EXILE」総勢38人が実際に着用した衣装展示や「BATTLE OF TOKYO」のコンセプトアート、キャラクター設定資料、メイキング映像の他ARでキャラクターと一緒に写真が撮れる体験展示など、ファン垂涎の貴重な展示を行う。
会場:PARCO MUSEUM TOKYO
会期:2021年8月13日(金)〜8月30日(月)
観覧料:1000円
開館時間:11:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで)※
休館日:なし
最寄り駅:渋谷駅
HP:https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=675&_ga=2.104796165.449284961.1626784036-238215963.1626784036
※事前予約制
※最終日は18時閉場
◆天平の匠に挑む—古代の知恵 VS 現代の技術
◇ジャンル:建築
2020年12月「伝統建築工匠の技―木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコ無形文化遺産に登録され、古くから継承してきた17分野の技術が世界に認められた。本展では、保存修理工事において最新の科学技術を駆使して謎の解明に取り組む技術者の知恵に注目し、1200年前の天平時代に建てられた国宝・唐招提寺金堂の平成大修理を通して、建築技術・彩色復原・木材などに焦点を当て、古代と現代の技術について対比的に紹介する。
会場:GALLERY A⁴
会期:2021年8月17日(火)〜10月8日(金)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜18:00※
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:東陽町
HP:http://www.a-quad.jp/exhibition/exhibition.html
※土曜・最終日は17時まで
◆美しき備え —大名細川家の武具・戦着—
◇ジャンル:武具
大名細川家の歴代藩主たちが所有していた武具の中から、2代・細川忠興が考案した具足形式「三斎流」の甲冑や、3代・細川忠利所用と伝わる変わり兜、鳥の羽根を全面に装飾した珍しい陣羽織など、美的素養を有する藩主たちが誂えた武具・戦着を最新の調査結果を交えながら紹介する。
会場:永青文庫
会期:2021年8月17日(火)〜9月20日(月)
観覧料:1000円(70歳以上800円)
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
最寄り駅:目白駅、雑司が谷駅、早稲田駅、江戸川橋駅
HP:https://www.eiseibunko.com/exhibition.html#2021natsu
◆第24回グラフィック「1_WALL」展
◇ジャンル:グラフィック
個展開催の権利をかけた公募展、第24回グラフィック「1_WALL」展。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト5名が、一人一壁面を使って作品を発表する。
会場:ガーディアン・ガーデン
会期:2021年8月18日(水)〜9月22日(水)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜19:00※
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:銀座駅
HP:http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_gra_202108/gg_wall_gra_202108.html
※9月9日は17:30まで
◆バンクシーって誰? 展
◇ジャンル:ストリートアート
ストリート・アーティストの先人であり、現代アートの巨匠でもあるヘリングやバスキアの次世代として、いま世界でもっとも注目を集める時代の先駆者・バンクシーの展覧会。本展では、プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品を展示するほか、活動の主戦場である “ストリート” に焦点を当て、街並みを再現展示することで、バンクシーの活動意義を考え、体験していく。
会場:寺田倉庫G1ビル
会期:2021年8月21日(土)〜12月5日(日)
観覧料:前売券平日1800円、土日2000円
開館時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)※
休館日:10月5・12・19日
最寄り駅:天王洲アイル駅
HP:https://whoisbanksy.jp/
※土日祝は日時指定予約制
※金・土曜日、祝日前日は21:00まで
◆中里 隆 ― 陶の旅人展
◇ジャンル:陶芸
佐賀県唐津地方の名門陶家、中里太郎右衛門窯の十二代当主(中里無庵)の五男として生まれた中里隆。京都、佐賀などで陶芸の基礎を学んだ後、1971年には鹿児島県の種子島にて島の土を活かした焼締陶「種子島焼」に取り組み、1980年代から現在まで海外各地での制作を重ねるなど、唐津焼をルーツとしつつも幅広い作陶を展開している。本展では新作に加え旧作、関連作品などによりその作陶世界を紹介する。
会場:菊池寛実記念 智美術館
会期:2021年8月21日(土)〜11月28日(日)
観覧料:1100円
開館時間:11:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:神谷町駅、虎ノ門ヒルズ駅、六本木一丁目駅、溜池山王駅、虎ノ門駅
HP:https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/schedule.html
◆TOKAS Project Vol. 4 「道と根 Routes/Roots」
◇ジャンル:現代アート
ベルリンを拠点に制作活動を行う杉藤良江、武田竜真、シンゴ・ヨシダの作品を展覧。彼らが着目する伝説や伝統、文化などをテーマとした作品を紹介するとともに、過去にTOKASで滞在制作を行い、現在ドイツを拠点とするマーティン・エブナー、ヨアヒム・フライシャー、ステファニー・ガウスがユニークな視点で日本を捉えた映像作品も上映する。
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2021年8月21日(土)〜10月3日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜19:00
休館日:8月23日、9月6・13・21・27日
最寄り駅:御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20210821-7052.html
◆館蔵品展 目力展 見る/見られるの関係性
◇ジャンル:絵画
板橋区立美術館のコレクションの中から、自画像、肖像画のみならず、象徴的に目を描いたもの、目の存在を感じさせるものなど「目力」のある作品を紹介。目のある絵画を通じて「見る/見られる」の関係について考える。
会場:板橋区立美術館
会期:2021年8月28日(土)〜10月3日(日)
観覧料:無料
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:西高島平駅
HP:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001473/4001476.html
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