2021年7月から開催される展覧会を一挙紹介
展覧会の見どころを解説
文:出口夢々
2021年7月から東京都で開催される35の展覧会の情報を一挙に紹介します!
浮世絵や建築、服飾、仏像まで、さまざまなジャンルのアートを楽しめます。各展覧会ともコロナ対策は十分。ぜひ、足を運んでみてください。
サムネイル画像:葛飾北斎 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 山口県立萩美術館・浦上記念館蔵(浦上コレクション)
展覧会一覧
◆「ルール?展」
◇ジャンル:現代アート
憲法や法律、社会基盤となる公共インフラや公的サービスから、文化的背景にもとづいた規則やマナー、家族や個人に無意識に根づく習慣まで、私たちの思考や行動様式を形成している「ルール」。本展では、私たちがこれからの社会でともに生きるためのルールを、デザインでどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
会期:2021年7月2日(金)〜11月28日(日)
観覧料:1200円
開館時間:平日11:00〜17:00、土日祝11:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日※
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:http://www.2121designsight.jp/program/rule/
※11月23日は開館
◆アニメ 呪術廻戦展
◇ジャンル:原画
“TVアニメ「呪術廻戦」を追体験できる展示会” をコンセプトに、原画・絵コンテ等の多数のプロダクト資料を展示。前期展示ではアニメ1~13話、後期展示では14~24話の内容を展覧します。
会場:東京アニメセンター
会期:2021年7月2日(金)〜9月5日(日)※
観覧料:当日券1700円(前売券1500円)
開館時間:平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜20:00
休館日:8月2・3・4・5日
最寄り駅:渋谷駅
HP:https://tokyoanimecenter.jp/event/anime_jujutsukaisenten/
※前期7月2日〜8月1日、後期8月6日〜9月5日
◆館所蔵作品から 日本画・屏風展
◇ジャンル:日本画、屏風画
人間国宝・田村耕一ほか、和田守卑良、坪島土平、佐伯守美などの陶芸作品を展示する。活躍中の若手作品ならではの、日本画壇へ羽ばたく清新な力強さと勢いを体感できる展覧会。
会場:光が丘美術館
会期:2021年7月2日(金)〜9月26日(日)
観覧料:500円
開館時間:10:00〜17:00(入管は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、第1・3火曜日
最寄り駅:光が丘駅
HP:http://hikari-m-art.org/exhibition/
◆夢二 × 文学 「絵で詩をかいてみた」― 竹久夢二の抒情画・著作・装幀―
◇ジャンル:抒情画
詩人や文筆家としての顔も持ち、300冊以上の本の装幀も手掛けた竹久夢二。本展では抒情溢れる夢二の絵や、詩や文章、装幀本などを展示し、夢二作品の文学性や、文学との関わりを紹介する。
会場:竹久夢二美術館
会期:2021年7月3日(土)〜9月26日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:30〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月・火曜日※
最寄り駅:根津駅、東大前駅
HP:https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/exhibition/next.html
※事前予約制
※弥生美術館も入館可能
※7月19日、9月20日は開館
◆大正ロマン・昭和モダンのイラストレーター 高畠華宵展 ―ジェンダーレスな まなざし―
◇ジャンル:人物画
「少年の中には少女が、少女の中には少年がいる」とも評された両性具有的な人物画を描き、少年からも、少女からも、紳士淑女からも、熱烈な支持を得た高畠華宵。世間の枠にとらわれず、自らの価値観と美意識を信じ、描いた美麗な原画の数々を一挙公開する。
会場:弥生美術館
会期:2021年7月3日(土)〜9月26日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:30〜16:30
休館日:月・火曜日※
最寄り駅:根津駅、東大前駅
HP:https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/next.html
※事前予約制
※竹久夢二美術館も入館可能
※7月19日、9月20日は開館
◆サーリネンとフィンランドの美しい建築 展
◇ジャンル:建築
日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を築いたエリエル・サーリネン。本展は、サーリネンがフィンランドを拠点に活動した時代にスポットをあて、図面や写真、家具や生活のデザインといった作品資料を展示する。
会場:パナソニック汐留美術館
会期:2021年7月3日(土)〜9月20日(月)
観覧料:800円(65歳以上700円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:水曜日、8月10日〜13日
最寄り駅:新橋駅、汐留駅
HP:https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/21/210703/index.html
◆【開館55周年記念特別展】山種美術館所蔵 浮世絵・江戸絵画名品選―写楽・北斎から琳派まで―
◇ジャンル:浮世絵、江戸絵画
山種美術館の開館55周年を記念して、所蔵する浮世絵と江戸絵画の優品を紹介する展覧会を開催。浮世絵部門では、写楽の個性的な役者大首絵3点、「赤富士」で名高い北斎の《冨嶽三十六景凱風快晴》、広重の保永堂版《東海道五拾三次》など、絵師の代表作が揃う珠玉のコレクションを前・後期に分けて全点公開する。江戸絵画部門では、俵屋宗達絵・本阿弥光悦書による《四季草花下絵和歌短冊帖》や《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》、酒井抱一《秋草鶉図》【重要美術品】などの琳派作品をはじめ、岩佐又兵衛《官女観菊図》【重要文化財】から、国内外で注目される伊藤若冲、さらに池大雅などの文人画、狩野派や円山四条派まで、諸流派による個性豊かな優品の数々も展覧。
会場:山種美術館
会期:2021年7月3日(土)〜8月29日(日)※
観覧料:1300円
開館時間:平日10:00〜16:00、土日祝10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP:https://www.yamatane-museum.jp/exh/2021/ukiyoe.html
※会期中展示替えあり(前期7月3日〜8月1日、後期8月3日〜29日)
◆ミュージアム コレクション特別篇 グローバル化時代の現代美術― “セタビ” のコレクションで楽しむ世界旅行
◇ジャンル:現代アート
自国を離れて異国でも創作を展開したロバート・ラウシェンバーグ やデイヴィッド・ナッシュ 、ジャン=ミシェル・バスキア など、ワールド・ワイドに活躍する作家たちの作品を展示。「ミュージアム コレクション特別篇」として、「グローバル化時代」をキーワードに、普段はあまり目にすることの少ない大型作品を中心に収蔵品を見つめなおす。
会場:世田谷美術館
会期:2021年7月3日(土)〜8月22日(日)
観覧料:200円(65歳以上100円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:用賀駅
HP:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00113
◆安西水丸ポスター展
◇ジャンル:ポスター
イラストレーターとして、書籍の装丁・装画や広告ポスターなどを手がける一方、漫画や絵本の制作、小説・エッセイの執筆など、多彩な創作活動を展開した安西水丸。現在、世田谷文学館で開催中の「イラストレーター 安西水丸展」と連動して、1970年代から2010年代にかけて制作したポスター約25点を展示紹介する。
会場:世田谷文化生活情報センター 生活工房
会期:2021年7月3日(土)〜7月18日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日
最寄り駅:三軒茶屋駅
HP:https://www.setagaya-ldc.net/program/517/
◆マレーシア・イスラーム美術館精選 特別企画 「イスラーム王朝とムスリムの世界」
◇ジャンル:イスラーム美術
イスラーム関連の豊富なコレクションを有するマレーシア・イスラーム美術館の全面協力を得ることで、特定の国家や地域によらない、世界規模のイスラーム美術の展示が実現。さまざまなイスラーム王朝が生み出した作品を、時代や地域、テーマを切り口として展示する。
会場:東京国立博物館 東洋館12・13室
会期:2021年7月6日(火)〜2022年2月22日(日)
観覧料:1000円(70歳以上無料)
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、12月14・26・27・28・29・30・31、1月1・4・11日
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅
HP:https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2109
※事前予約制
◆福島重徳展
◇ジャンル:絵画
奥多摩出身の画家・福島重徳が、独特のタッチで描いた多摩の自然や植物、風物の作品を展示する。
会場:せせらぎの里美術館
会期:2021年7月7日(水)〜8月22日(日)
観覧料:300円
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)
最寄り駅:御嶽駅
HP:https://www.okutamas.co.jp/seseragi/exhibition/
◆大江戸の華
◇ジャンル:江戸文化
江戸に生きた人々の明日への活力が溢れる甲冑や社殿、婚礼道具を展示。江戸の武家や商家の儀礼、祭りなどの年中行事をとりあげ、江戸の人々の暮らしや人生における “ハレ” の場面や舞台を描く。
会場:江戸東京博物館
会期:2021年7月10日(土)〜9月20日(月)
観覧料:特別展専用券1400円(65歳以上700円)
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)※
最寄り駅:両国駅
HP:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/31067/大江戸の華
※日時指定予約可能
※7月26日、8月2・16・30日、9月20日は開館
◆寺田小太郎 いのちの記録—コレクションよ、永遠に 前編:起源
◇ジャンル:現代アート
東京オペラシティビル地権者の一人である故・寺田小太郎から受贈した「寺田コレクション」を展示。【前編】ではコレクションの原点にさかのぼり、寺田コレクションを語るうえで欠かせない難波田龍起・史男の作品、そして「東洋的抽象」「ブラック&ホワイト」「日本的なるもの」といった収集テーマから、寺田の感性と美意識のルーツを辿る。
会場:多摩美術大学美術館
会期:2021年7月10日(土)〜9月20日(月)
観覧料:300円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日
最寄り駅:多摩センター駅
HP:https://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/210710.htm
◆浮世絵風景画—広重・清親・巴水 三世代の眼—
◇ジャンル:風景画
江戸の歌川広重、明治の小林清親、そして大正から昭和の川瀬巴水――各時代に優れた風景版画を制作した三人の絵師・画家の作品を紹介。変わりゆく日本の風景を「三世代の眼」がどのようにみつめ表現してきたのか、その違いを対比しながら、時代を超えて響きあう風景観や抒情性に着目する。
会場:町田市立国際版画美術館
会期:2021年7月10日(土)〜9月12日(日)※
観覧料:900円※
開館時間:平日10:00〜17:00、土日祝10:00〜17:30(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、8月11日
最寄り駅:町田駅
HP:http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2021-456
※会期中展示替えあり(前期7月10日〜8月9日、後期8月12日〜9月12日)
※7月28日、8月25日は65歳以上無料
◆しかけがいろいろ! とびだす絵本展
◇ジャンル:絵本
ページを開くと絵がとび出たり、つまみをひっぱると絵が動いたりするしかけのある絵本を展示。美しいイラストと緻密に計算された技から生まれるとびだす絵本の世界を紹介する。
会場:八王子市夢美術館
会期:2021年7月10日(土)〜9月5日(日)
観覧料:700円(65歳以上350円)
開館時間:10:00〜19:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:八王子駅
HP:https://www.yumebi.com/scd.html#link129
◆コレクション名品展 自然が彩る かたちとこころ
◇ジャンル:日本画など
東洋・日本美術に表されたさまざまな「自然のすがた」をテーマに、三井記念美術館コレクションの中から選りすぐりの名品を紹介。「自然」がどのように美術に表現されているのか、さまざまな角度からアプローチする。
会場:三井記念美術館
会期:2021年7月10日(土)〜8月22日(日)
観覧料:1300円(70歳以上1000円)
開館時間:11:00〜16:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
最寄り駅:三越前駅、日本橋駅、東京駅、神田駅、新日本橋駅
HP:http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html
◆マン・レイと女性たち
◇ジャンル:写真、絵画、オブジェ
20 世紀を代表する万能の芸術家マン・レイ。彼が親しくしていた多くの「女性たち」をヨコ糸にして、親密で詩的で機知に富んだ作品世界を繰り広げていったマン・レイを、約150点の写真を中心に、絵画やオブジェなどを加えた250点を超える作品で振り返る。
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2021年7月13日(火)〜9月6日(月)
観覧料:1700円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:7月20日
最寄り駅:渋谷駅、神泉駅
HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_manray.html
※金・土曜日は21:00まで
◆包む—日本の伝統パッケージ
◇ジャンル:デザイン
日本のデザイン黎明期に、わが国の伝統的なパッケージの収集と研究を続け、「TSUTSUMU(包む)」という言葉とともに大きな足跡を残したデザイナー、岡 秀行。木・竹・藁・土・紙―自然素材のパッケージに向けた岡の眼差しから見えてくる、「包む」ことに日本人が込めた想いや手わざの美を紹介する。
会場:目黒区美術館
会期:2021年7月13日(火)〜9月5日(日)
観覧料:800円(65歳以上600円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)
最寄り駅:目黒駅
HP:https://mmat.jp/exhibition/archive/2021/20210713-358.html
◆聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
◇ジャンル:仏像など
聖徳太子の1400年遠忌にあたる2021年。これを記念して特別展「聖徳太子と法隆寺」を開催する。法隆寺において護り伝えられてきた寺宝を中心に、太子の肖像や遺品と伝わる宝物、また飛鳥時代以来の貴重な文化財を通じて、太子その人と太子信仰の世界に迫まる。
会場:東京国立博物館
会期:2021年7月13日(火)〜9月5日(日)※
観覧料:2200円
開館時間:9:30〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅
HP:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/horyuji2021/
※事前予約制
※前期7月13日〜8月9日、後期8月11日〜9月5日
◆サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術
◇ジャンル:日本画
サントリー美術館の名品から珍品、秘宝まで、作品を「見る」という行為を意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを気軽に味わえる展覧会。作品を見たときに感じる「えっ?」「おっ!」「うわぁ…」などとこうした言葉にならない「心のざわめき」を、作品をよく見るための大切なきっかけと捉え、展覧する。
会場:サントリー美術館
会期:2021年7月14日(水)〜8月29日(日)
観覧料:1500円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:火曜日※
最寄り駅:六本木駅、日比谷駅、乃木坂駅
HP:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2021_2/index.html
※会期中展示替えあり
※金・土曜日、7月21・22日、8月8日は20:00まで開館
※8月24日は開館
◆公益社団法人京都染織文化協会創立80周年記念 再現 女性の服装1500年【京都の染色技術の粋】
◇ジャンル:服飾
文化学園服飾博物館所蔵の江戸時代後期から昭和時代初期の優品を通して、京都の染織技術の真髄を紹介する展覧会。京都の染織技術を結集して復元された、古墳時代から明治時代初期にわたる女性の衣服を展示して日本の女性の服装1500年をたどる。
会場:文化学園服飾博物館
会期:2021年7月15日(木)〜9月28日(火)※
観覧料:500円
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:日曜日、祝日、夏季休館(8月7日〜17日)※
最寄り駅:新宿駅
HP:https://www.fashion-kyoto.or.jp/orikyo/80th.html
※前期7月15日〜8月6日、後期8月18日〜9月28日
※7月16日、9月17日は19:00まで開館
※7月18日は開館
◆「KAWS TOKYO FIRST」
◇ジャンル:現代アート
ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする稀代のアーティスト、KAWS。絵画、壁画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、ストリートアート、巨大彫刻など多岐にわたるKAWSの作品のなかから、150点を超える作品を展示。コマーシャルアートとファインアート双方の領域を網羅するKAWSの視覚的アプローチに迫り、そのユニークな芸術制作の軌跡や美術史的意義をたどる。
会場:森アーツセンターギャラリー
会期:2021年7月16日(金)〜10月11日(月)
観覧料:未定
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:8月5日
最寄り駅:六本木駅、麻布十番駅、乃木坂駅
HP:https://www.kaws-tokyo-first.jp/#/
※事前予約制
※7月19日は17:00閉館
◆GENKYO横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
◇ジャンル:現代アート
1960年代からつねに第一線で活躍し、日本を、そして世界を魅了し続けてきた、アート界のレジェンド、横尾忠則。その横尾の、60年以上にわたる創造の全貌を紹介する展覧会。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年7月17日(土)〜10月17日(日)
観覧料:2000円(65歳以上1300円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/
◆MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨
◇ジャンル:現代アート
未だ収束を見ないパンデミックによって複数の社会問題が顕在化した世界で、国や地域を超えて共鳴する若手アーティストたちの同時代的な表現や問題意識を提示。現代を生きるひとりの主体としての私たちの主観性を形作るものは何かを問うと同時に、私たちは、映像であれ、社会であれ、自らであれ、何を見ているのかだけではなく、いかに見ているのかという問いを投げかける。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年7月17日(土)〜10月17日(日)
観覧料:1300円(65歳以上900円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-annual-2021/
◆木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ
◇ジャンル:木彫
北海道美幌町で生まれ、旭川市で育った木彫家・藤戸竹喜。本展は、その初期から最晩年にいたる代表作80余点によって、この不世出の木彫家、藤戸竹喜の全貌を、東京ではじめて紹介する。
会場:東京ステーションギャラリー
会期:2021年7月17日(土)〜9月26日(日)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:7月19日、8月10日、8月16日、8月23日、9月6日、9月13日
最寄り駅:東京駅、大手町駅、二重橋前駅
HP:http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202107_fujito.html
※事前予約制
※金曜日は20:00まで開館
◆加藤翼 縄張りと島
◇ジャンル:現代アート
人々が知恵を出し合い、ロープと人力だけで巨大な構造体を引き倒したり、引き起こす〈Pull and Raise〉シリーズで知られる加藤翼。本展では作品をとおして、自然災害、都市開発、環境破壊などで地域のコミュニティが解体の危機に瀕するなか、人々が自発的に参画し、一体となって何かを実践することの意義を提示する。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2021年7月17日(土)〜9月20日(月)
観覧料:未定
開館時間:10:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、8月第1日曜日
最寄り駅:初台駅
HP:https://www.operacity.jp/ag/exh/upcoming_exhibitions/
◆特別企画「超人たちの人体」
◇ジャンル:科学
驚異の身体能力でさまざまなスポーツの記録を塗り替え、頂点を極めたアスリート〈超人〉たち。本展は、人体の驚きのしくみや美しさに迫りながら、私たちの体にも秘められた更なる可能性を感じることができる体験型の展示会となる。
会場:日本科学未来館
会期:2021年7月17日(土)〜9月5日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
最寄り駅:東京国際クルーズターミナル駅、テレコムセンター駅、東京テレポート駅
HP:https://www.nhk.or.jp/special/jintai/chojin/
※事前予約制
◆2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
◇ジャンル:原画
イタリア・ボローニャのブックフェアが主催する絵本原画の国際コンクールの入選作品を展示。ボローニャ展の会期に合わせて、板橋区立美術館に寄贈されたレオ・レオーニの作品もあわせて展覧する。
会場:板橋区立美術館
会期:2021年7月17日(土)〜8月15日(日)
観覧料:650円(65歳以上割引あり)
開館時間:9:30〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:西高島平駅、下赤塚駅
HP:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001473/4001491.html
◆川瀬巴水—版画で旅する日本の風景—
◇ジャンル:版画
新版画の制作に携わり、戦後にかけて600点以上の作品を残した川瀬巴水。本展では、初期から晩年までの作品を前期・後期に分けて展示する。前期では、巴水の生まれ故郷でもあり、思い入れのある「東京」の風景を、後期には旅を好んだ巴水が訪れた「旅先」の風景を紹介する。
会場:大田区郷土博物館
会期:2021年7月17日(土)〜9月20日(月)※
観覧料:無料
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、8月16〜18日
最寄り駅:西馬込駅
HP: https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/tokubetsu/tokubetuten_kawasehasui.html
※前期7月17日〜8月15日、後期8月19日〜9月20日
◆大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」
◇ジャンル:写真
戦後の日本写真史において大きな足跡を残した大竹省二。本展、 大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」 では、没後6年を経て、大竹省二事務所のアーカイブ構築作業の中から再発見された富士フォトサロンで展示された作品をはじめ、雑誌の表紙やグラビア等に発表された1960年代のカラー写真など、最新の技術で再現したプリント約30点を展示する。
会場:写真歴史博物館
会期:2021年7月20日(火)〜10月19日(火)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜19:00(入館は閉館の10分前まで)※
休館日:会期中無休
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:https://fujifilmsquare.jp/detail/21072004.html
※最終日は16:00閉館
◆THE北斎 —冨嶽三十六景と幻の絵巻—
◇ジャンル:浮世絵、絵巻
すみだ北斎美術館が所蔵する二大名品「冨嶽三十六景」シリーズと、幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を中心に、人気の高い北斎作品約100点を一堂に展観する。
会場:すみだ北斎美術館
会期:2021年7月20日(火)〜9月26日(日)※
観覧料:1200円(65歳以上900円)
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:両国駅
HP:https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/next
※前期7月20日〜8月22日、後期8月24日〜9月26日
※前後期で一部展示替えあり
◆オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック
◇ジャンル:デザイン
デザインの面で画期的だった1964年東京、1968年メキシコシティ、1972年ミュンヘン、1994年リレハンメル、2004年アテネ、5つの大会に焦点を絞り、エンブレムやポスター、ピクトグラム、聖火トーチなどを通して、各大会のデザインがどのように統一感と個性を表現してきたかを探る。
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:2021年7月20日(火)〜8月28日(土)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜19:00※
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:銀座駅、有楽町駅、新橋駅
HP:https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000778
※7月20日は15:30閉館
◆上村洋一+エレナ・トゥタッチコワ「Land and Beyond|大地の声をたどる」
◇ジャンル:現代アート
知床に関わり制作を続けている二人のアーティストと知床や北方圏のリサーチも展開する四方幸子をゲストキュレーターに迎え、三者の現地滞在を含む対話を介して生み出された展覧会を開催する。
会場:ポーラミュージアムアネックス
会期:2021年7月21日(水)〜8月29日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
最寄り駅:銀座駅、銀座一丁目駅、有楽町駅
HP:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/upcoming/index.html
◆Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる
◇ジャンル:絵画、写真、彫刻、映像
表現への飽くなき情熱によって、自らを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変え得た5人のつくり手たち——東勝吉(絵画)、増山たづ子(写真)、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田(彫刻/絵画)、ズビニェク・セカル(彫刻/絵画)、ジョナス・メカス(写真/映像)を紹介。「記憶」をキーワードに、作品の特性を活かした展示プランを試みる。
会場:東京都美術館
会期:2021年7月22日(木)〜10月9日(土)
観覧料:800円(65歳以上500円、80歳以上無料)
開館時間:9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
休館日:月曜日※、9月21日
最寄り駅:上野駅
HP:https://www.tobikan.jp/wallsbridges/index.html
※7月26日、8月2・9・30日、9月20日は開室
◆生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」
◇ジャンル:漫画、浮世絵、風景画
『北斎漫画』、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全頁・全点・全図が一堂に会する前代未聞の特別展を開催。20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎に迫る。
本展の注目ポイントは、『北斎漫画』(初編〜15編/全883頁)全てが同時に展示されること。森羅万象を描いた絵本『北斎漫画』には、庶民の生活や名所の風景などが数多く描かれており、北斎の表現力によって目には見えない「風」のようなものまでも的確に描かれている。そんな『北斎漫画』を1つの空間に展示させる仕掛けをつくるのは、国際的な注目を集める建築家の田根剛。「北斎漫画の森」ともいえる空間が展示室に現れる予定だ。
さらに、圧倒的な知名度を誇り、世界中で日本のアイコンとして浸透している「凱風快晴」(通称:赤富士)や「神奈川沖浪裏」(通称:大波)など、大判錦絵の風景画揃物46点も展示。北斎絵本の最高傑作と言われる『富嶽百景』全102図も展覧される。
北斎の描いた生き生きとした森羅万象を “感じる” 展覧会、ぜひ行ってみてください!
会場:東京ミッドタウン・ホール[ 東京ミッドタウン B1 ]
会期:2021年7月22日(木・祝)〜9月17日(金)
観覧料:1800円
開館時間:11:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:8月10・24日、9月7日
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅、六本木一丁目駅
HP:https://hokusai2021.jp/
※事前予約制
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