2021年2月に行ける展覧会―建築、写真、現代アート編
明日行ける! 展覧会の見どころを一挙紹介(東京都版)
文:出口夢々
2021年2月に行ける、東京都で開催されている48の展覧会の情報を一挙に紹介します!
各展覧会ともコロナ対策は十分。ぜひ、足を運んでみてください。
※本記事における画像写真の無断転載を禁じます。
展覧会一覧
◆特別展「日本のたてもの -自然素材を活かす伝統の技と知恵」
◇ジャンル:建築
1964年の東京オリンピックにあわせて当館で開催された「日本古美術展」出品模型や、文化庁が国宝・重要文化財建造物を修理する際に、形態、技法などを検討し、その技を伝承するために製作してきた模型を活用し、古代から近世までの日本建築の成り立ちについて紹介する。
仏教伝来に伴い、朝鮮半島や大陸から工匠の渡来と多様な建築技術がもたらされた飛鳥時代。国内に数多くの寺院が建立され、大陸の文化と日本らしさが融合した建築様式が生まれた。京都最大の大伽藍を造営した東福寺。この模型は、昭和44~52年の大規模な修理の成果を受け、特徴的な構造が表現できるように分割模型として製作されたものだ。
会場:東京国立博物館
会期:2020年12月24日(木)~2021年2月21日(日)
観覧料:1500円(一般)ほか
開館時間:9:30~17:00※
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅、京成上野駅
HP: https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/
※緊急事態宣言をふまえ、当面の間、金曜・土曜日の夜間開館を中止します
※事前予約制
◆恒子とゆかりの書 道ひとすじ
◇ジャンル:書
昭和期に女性のかな書家として活躍した熊谷恒子の代表作と、恒子が愛蔵した書や資料を展示。同時代の人々との交流を振り返る。
会場:大田区立熊谷恒子記念館
会期:2020年12月26日(土)~2021年4月4日(日)
観覧料:100円(65歳以上は無料)
開館時間:9:00~16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:西馬込駅
HP:https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/kumagai/latest_exhibition/tabid/235/Default.aspx
◆「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」
◇ジャンル:現代アート
AIによる自動翻訳を用いた体験型の展示や、複数の言語を母国語とするクレオール話者による映像、また、手話やジェスチャーといった豊かな身体表現、さらには人と動物そして微生物とのコミュニケーションに至るまで、さまざまな「翻訳」のあり方を提示する作品を紹介する。
会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:2020年10月16日(金)~2021年3月7日(日)
観覧料:1200円
開館時間:平日11:00~18:30、土日祝日10:00~18:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(2月23日は開館)
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP: http://www.2121designsight.jp/program/translations/
◆MOTアニュアル2020 透明な力たち
◇ジャンル:現代アート
人や物を動かしている自然界や社会のなかの不可視の力の作用に着目し、そのメカニズムを再構築しようと試みるアーティスト5組を紹介。私たちを取り巻く目には見えない「透明な力」について考察していく。
参加作家
・片岡純也+岩竹理恵
・清水陽子
・中島佑太
・Goh Uozumi
・久保ガエタン
会場:東京都現代美術館
会期:2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)
観覧料:1300円(65歳以上900円)
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP: https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-annual-2020/
◆MOTコレクション 第2期 コレクションを巻き戻す
◇ジャンル:現代アート
東京都現代美術館に収蔵される約5500点の作品のなかから、同館の成り立ちにおいて重要なシーンを担った作品を紹介。第1部では明治時代に描かれた作品から戦後美術の始まりまでを、第2部では同館開館に向けて収集された大型の海外作品を展示する。
会場:東京都現代美術館
会期:2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)
観覧料:500円(65歳以上250円)
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP: https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-collection-201114/
◆石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか
◇ジャンル:現代アート
アートディレクターやデザイナーとして多岐に渡る分野で活躍した石岡瑛子の回顧展。広告キャンペーンから、映画、オペラ、演劇、サーカス、オリンピックのプロジェクトなど、唯一無二の個性と情熱が刻印された仕事を総覧する。
会場:東京都現代美術館
会期:2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)
観覧料:1800円(65歳以上1300円)
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP: https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/
◆「文房四宝-平櫛田中 書道具コレクション-」
◇ジャンル:書道具
彫刻家・平櫛田中が書の作品制作のかたわら蒐集した書道具を、書の作品とともに紹介。田中が並々ならぬこだわりを持って蒐集した硯や墨をはじめとした書道具のコレクションを展示する。
会場:平櫛田中彫刻美術館
会期:2020年11月18日(水)~2021年2月14日(日)
観覧料:300円
開館時間:10:00~16:00
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:一橋学園駅
HP: https://www.city.kodaira.tokyo.jp/event/086/086119.html
◆特別展「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」
◇ジャンル:古代エジプト
国立ベルリン・エジプト博物館が所蔵するコレクションのなかから、古代エジプトの神話「天地創造と終焉の物語」を展覧。古代エジプトにおいて世界はどのように生まれたと考えられていたのか、ファラオが担った最重要の役割とは何だったのか、古代エジプトの人々は死後にどのようになると信じていたのかを、貴重な出土品とともに紹介する。
会場:江戸東京博物館
会期:2020年11月21日(土)~2021年4月4日(日)
観覧料:1800円(65歳以上1440円)
開館時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:両国駅
HP: https://egypt-ten2021.jp
◆男性彫刻
◇ジャンル:彫刻
20世紀初頭から1940年代にかけて日本で生み出された、男性をかたどった彫刻を紹介する。
会場:東京国立近代美術館
会期:2020年11月25日(水)~2021年2月23日(火)
観覧料:500円※
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:竹橋駅、九段下駅、神保町駅
HP: https://www.momat.go.jp/am/exhibition/malesculpture2020/
※金・土曜日の17:00以降は300円
※金・土曜日は20:00まで
◆インド 沙漠の民と美
◇ジャンル:服飾
インドのラージャスターン州の染織品を展示。村の暮らしに寄り添うようにつくられた女性のスカートや被衣、袋や、「バンダニ」と呼ばれるインド特有の絞り技法が施されたターバンや被衣を紹介する。
会場:岩立フォークテキスタイルミュージアム
会期:2020年11月26日(木)~2021年3月13日(土)
観覧料:500円
開館時間:10:00~17:00
休館日:日・月・火・水曜日
最寄り駅:自由が丘駅
HP:http://www.iwatate-hiroko.com/current_exhibition/current_exhibition.html
◆日本 歌めぐり ⑪ 岐阜、愛知
◇ジャンル:歌
日本各地を歌った様々な歌を、その地域ごとにテーマにして紹介する「日本 歌めぐり」。第11回目は、岐阜、愛知がどのような歌に歌われているかを紹介する。
会場:古賀政男音楽博物館
会期:2020年12月1日(火)~2021年3月31日(水)
観覧料:550円
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:代々木上原駅
HP: http://www.koga.or.jp/plan/plan_36.html
◆「ベアーベアーベアー」展
◇ジャンル:切手
世界のクマの仲間(ヒグマ、ツキノワグマ、マレーグマ、メガネグマ、ホッキョクグマ、ジャイアントパンダなど)や、デザイン化されたクマの切手を一堂に紹介する、クマ尽くしの展覧会。
会場:切手の博物館
会期:2020年12月2日(水)~2021年3月31日(水)
観覧料:200円
開館時間:10:30~17:00
休館日:月曜日
最寄り駅:目白駅、高田馬場駅、雑司が谷駅
HP: https://kitte-museum.jp/2020/03/03/k20201126/
◆SURVIVE – EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブで
◇ジャンル:広告、キャンペーン、グラフィックアート
アートディレクター・石岡瑛子のデビューから1980年代のニューヨークへ渡るまでの日本の仕事に焦点を当て、作品を紹介。前期は資生堂やパルコなどの広告キャンペーンの名作を中心に、後期は映画や演劇のポスターを始め、今まであまり見る機会がなかったグラフィック・アート作品なども厳選して展示する。
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:2020年12月4日(金)~2021年1月23日(土)、2021年2月3日~3月19日(金)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:銀座駅、有楽町駅、新橋駅
HP: https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000761
◆茶道具取合せ展
◇ジャンル:茶道具
展示室に当館茶室「古経楼」「松寿庵」「冨士見亭」の床の間原寸模型をしつらえ、館蔵の茶道具コレクションから約70点を選び展示(会期中一部展示替があり)。懐石道具・炭道具のほか、『玩貨名物記』『三冊名物記』『古今名物類聚』『大正名器鑑』などの名物記所載の名物茶道具を中心に道具の取合せを紹介する。
会場:五島美術館
会期:2020年12月5日(土)~2021年2月14日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:上野毛駅
HP:https://www.gotoh-museum.or.jp/event/open/
◆工匠と近代化—大工技術の継承と展開—
◇ジャンル:建築
近世から近代への移行期に木造建築の伝統技術で進んだ「近代化」の実態を、模型を含む種々の建築資料を用いて紹介する。
会場:国立近現代建築資料館
会期:2020年12月10日(木)~2021年2月19日(金)
観覧料:無料※
開館時間:10:00~16:30
休館日:2月6日、7日、11日、13日、14日
最寄り駅:御徒町駅、湯島駅
HP: https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/
※土日および祝日は旧岩崎邸庭園からの入館となるため、庭園入園料400円(一般)がかかります
◆—INSIDE THE COLLECTOR’S VAULT, VOL.1— 解き放たれたコレクション
◇ジャンル:現代アート
現代アートコレクターの高橋龍太郎とA氏のコレクションを約70点展示。高橋龍太郎コレクションからは「描き初め」をテーマにした作品を、A氏コレクションからは2000年前後の奈良美智作品を中心に紹介する。
会場:寺田倉庫G1ビル
会期:2020年12月12日(土)~2021年5月30日(日)
観覧料:1200円
開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の1時間前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:天王洲アイル駅、品川駅
HP: https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/insidethecollectorsvaultvol1/
◆謳う建築
◇ジャンル:建築、文芸
詩人であり建築家の立原道造の精神にインスピレーションを受け、文芸家が「謳う作品」を制作。その作品を展示する。
会場:寺田倉庫G1ビル
会期:2020年12月12日(土)~2021年5月30日(日)
観覧料:1200円
開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の1時間前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:天王洲アイル駅、品川駅
HP: https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/utaukenchiku/
◆特別展「板橋と光学vol.3 いたばし産のカメラたち」
◇ジャンル:カメラ
戦前、板橋区に集まった光学兵器の製造工場。戦後、それらの技術は双眼鏡やカメラのレンズ製造に転用され、昭和40年頃には、日本の主要な精Z密機器出荷額の多くを板橋区が占め、戦後復興や高度経済成長を支えた。本展では、板橋区の地域を支える重要な産業分野であるカメラの歴史や、光に関する技術を紹介する。
会場:板橋区立郷土資料館
会期:2020年12月12日(土)~2021年3月21日(日)
観覧料:無料
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:西高島平駅、赤塚駅、成増駅
HP: https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyodoshiryokan/exhibition/3000231/index.html
◆リニューアル・オープン記念展Ⅲ「美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」
◇ジャンル:陶器、ガラス、浮世絵など
同館が所蔵する珠玉のコレクションから、「美を結ぶ物語」「美をひらく物語」をあらわす作品を展示。欧州も魅了された古伊万里、将軍家献上の使命で研ぎ澄まされた鍋島、東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型、西洋への憧れが生んだ和ガラス、東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵、そして異文化を独自の表現に昇華したガレなど、国・時代・素材を越えて結び、ひらいた6つの美を紹介する。
会場:サントリー美術館
会期:2020年12月16日(水)~2021年2月28日(日)
観覧料:1500円
開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は10:00~20:00)※
休館日:火曜日(2月23日は開館)
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP: https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2020_3/index.html
※2月10日、2月22日は20:00まで開館
※会期中展示替えあり
◆ミュージアム コレクションⅢ 美術家たちの沿線物語 田園都市線・世田谷線篇
◇ジャンル:写真
本展では、三軒茶屋や桜新町など、その沿線で活動した美術家をはじめとする文化人同士の創作と交流の足跡をたどる。
会場:世田谷美術館
会期:2020年12月19日(土)~2021年3月28日(日)
観覧料:200円(65歳以上100円)
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:用賀駅
HP: https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00108
◆鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす
◇ジャンル:陶芸
志野焼の名品を踏まえつつ自身の志野に挑み続ける作家・鈴木藏。本展では、鈴木のライフワークである志野茶碗の新作を中心に構成しその作陶の世界を紹介する。
会場:菊池寛実記念 智美術館
会期:2020年12月12日(土)~2021年3月21日(日)
観覧料:1100円
開館時間:11:00~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:神谷町駅、六本木一丁目駅、溜池山王駅、虎ノ門駅
HP: https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/
◆Enjoy sports 朝倉文夫の1964年
◇ジャンル:彫刻
彫塑家である朝倉文夫とスポーツとのかかわりを紹介する展覧会。「肖像彫刻」「肉体表現」「猫たち」という3つの視点で構成し、スポーツと芸術の関わりを紹介する。
会場:朝倉彫塑館
会期:2020年12月19日(土)~2021年3月7日(日)
観覧料:500円
開館時間:9:30~16:30
休館日:月・木曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:日暮里駅
HP: https://www.taitocity.net/zaidan/asakura/exhibitions/schedule/
◆コレクション展「拝啓、森鴎外様―鴎外に届いた手紙」
◇ジャンル:書簡
当館が所蔵する森鴎外に届いた900通あまりの封書や葉書から、選りすぐりの手紙を2期に分けて展覧。パート1では、差出人が自らデザインし趣向を凝らしたもの、新年の慶びをうたった詩歌が書かれたもの、賀詞が力強く墨書されたものなど、さまざまな年賀状を紹介する。パート2では、文学者が鴎外に届けた手紙を紹介し、執筆者、編集者としての鴎外の姿を読み解く。
会場:文京区立森鴎外記念館
会期:2020年12月4日(水)~2021年3月28日(土)
観覧料:300円
開館時間:10:00~18:00
休館日:2月24日、2月25日、3月23日
最寄り駅:千駄木駅、日暮里駅、本駒込駅、白山駅
HP: https://moriogai-kinenkan.jp/modules/event/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=0000001995&caldate=2020-12-4
◆香りの器 高砂コレクション 展
◇ジャンル:陶磁器、漆工芸品
古代オリエントの香油壺や、近代ヨーロッパの生活を華やかに彩ったさまざまな香水瓶、日本の伝統的な香炉や香合など、高砂香料工業株式会社が長年にわたり収集してきたこれらの香りにかかわる質の高いコレクションから、およそ240点を選りすぐり紹介する。
会場:パナソニック汐留美術館
会期:2021年1月9日(土)~3月21日(日)
観覧料:1000円(65歳以上900円)
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:水曜日
最寄り駅:新橋駅、汐留駅
HP:https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/21/210109/index.html
※2月5日、3月5日は20:00まで
◆「愛と美の宝庫」実篤記念館収集 名品展
◇ジャンル:原稿、絵巻、書簡など
「愛と死」原稿(昭和14年)や「真理先生」原稿(昭和24年)などの武者小路実篤作品をはじめ、交流のあった日本の近代文学・美術界を代表する人々の作品や、新しき村の活動資料など、開館以降に収集した名品の数々を展示する。
会場:調布市文化会館たづくり
会期:2021年1月9日(土)~2月28日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00~18:00
休館日:1月25日、26日、2月13日~16日
最寄り駅:調布駅
HP: https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=13050
◆きらきらでん(螺鈿)
◇ジャンル:工芸品
輝く真珠層を持つ貝を文様の形に切り抜き、嵌め込んだり貼り付けたりして装飾する技法、螺鈿(らでん)。本展覧会では根津美術館の所蔵品を中心に、日本における螺鈿技術の受容と展開の歴史をたどりながら、中国大陸・朝鮮半島・日本・琉球の、きらきらの螺鈿の魅力を紹介する。
会場:根津美術館
会期:2021年1月9日(土)~2月14日(日)
観覧料:1300円
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:表参道駅
HP:http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
※オンライン日時予約制
◆上村洋一+黒沢聖覇 OPEN SITE 5「冷たき熱帯、熱き流氷」
◇ジャンル:インスタレーション
北海道オホーツク海における流氷の調査および作品制作を行ってきたアーティストの上村洋一と、ブラジルのアマゾン地域を調査したキュレーターの黒沢聖覇の2名による、新しい環境観を志向する共同制作プロジェクト。流氷の「冷たさ」と熱帯雨林の「熱さ」という両者の体験を衝突させることで、惑星規模で変化する環境やエコロジーに対する新しい感性と問いを提示する芸術的方法論を模索する。
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2021年1月9日(土)~2月7日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:2月1日
最寄り駅:御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅
HP: https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20210109-7022.html
◆飯沼珠実 OPEN SITE 5「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」
◇ジャンル:写真
アーティスト・飯沼珠実が2020年7月に刊行した写真集「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」の制作過程におけるリサーチプロジェクトの発表展。
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2021年1月9日(土)~2月7日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:2月1日
最寄り駅:御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅
HP: https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20210109-7023.html
◆アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点
◇ジャンル:写真
広告をモチーフに別の視点から再構築するアネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、撮影された本の佇まいから背景や関係性を提示する潮田登久子、手縫いのオブジェを身につけたセルフポートレイトを起点に幅広い制作活動を展開する片山真理、「見る」という行為をインスタレーションで問う春木麻衣子、いくつもの「かつて当たり前であったはず」の境界を再提示する細倉真弓。5人に共通するテーマである「境界」に焦点を当てて、作品を展示する。
会場:資生堂ギャラリー
会期:2021年1月16日(土)~4月18日(日)
観覧料:無料
開館時間:平日11:00~19:00、日・祝日11:00~18:00
休館日:月曜日
最寄り駅:銀座駅、新橋駅
HP: https://gallery.shiseido.com/jp/exhibition/tag_exhibition/future/
◆3.11文学館からのメッセージ
◇ジャンル:詩、短歌、俳句、小説
東日本大震災や、それに伴う原発事故に寄せる文学者の思いを、揮毫作品とともに紹介する。
会場:日本近代文学館
会期:2021年1月16日(土)~3月27日(土)
観覧料:300円
開館時間:9:30~16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:日曜日、月曜日、第4木曜日、2月16日~20日
最寄り駅:駒場東大前駅
HP: https://www.bungakukan.or.jp/cat-exhibition/cat-exh_current/12740/
◆「匠の世界-木工芸家・中䑓瑞真と彫金家・服部雅永-」
◇ジャンル:工芸品
木工芸家・中䑓瑞真と彫金家・服部雅永に焦点をあて、館蔵作品を中心に、図面や制作道具、制作工程の映像を併せて展示。港区が誇る「匠の世界」を紹介する。
会場:港区立郷土歴史館
会期:2021年1月16日(土)~3月21日(日)
観覧料:200円(港区内在住の65歳以上は無料)
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:2月18日、3月18日
最寄り駅:白金台駅
HP: https://www.minato-rekishi.com/exhibition/takumi.html
※土曜日は20:00まで
◆「実篤の手紙」
◇ジャンル:手紙
時にはふざけあい、時には真剣に意見する友人への葉書、長い文章に愛情が溢れる家族への封書など、実篤の素顔が覗える手紙を紹介する。
会場:武者小路実篤記念館
会期:2021年1月23日(土)~2月28日(日)
観覧料:200円
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日
最寄り駅:千川駅、つつじヶ丘駅
HP: http://www.mushakoji.org/schedule/tenji.html
◆生活工房バックヤード展
◇ジャンル:本、ビデオなど
生活工房のバックヤードに眠っている街歩き本やVHSテープ、いつかの展覧会の忘れ物など、約200点を紹介。過ごしがちな事々物々を振り返りながら、これからの生活を考えるヒントを探る。
会場:生活工房ギャラリー
会期:2021年1月23日(土)~2月21日(日)
観覧料:無料
開館時間:9:00~21:00
休館日:月曜日
最寄り駅:三軒茶屋駅
HP: https://www.setagaya-ldc.net/program/503/
◆ちぇんしげ展「《壽桃》壽レ桃」
◇ジャンル:グラフィックデザイン
絵画や、イラストレーション、ミクストメディアによる立体など、さまざまな技法や素材を用いて作品を制作する、ちぇんしげの展覧会。本展では、桃饅頭をテーマとして、そこから広がるイメージの連続、言葉遊びから派生する作品群を紹介する。
会場:ガーディアン・ガーデン
会期:2021年1月26日(火)~2月20日(土)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:銀座駅
HP: http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/22gra-chen-shige/22gra-chen-shige.html
◆20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?
◇ジャンル:ポスター
1910~20年代のヨーロッパで生じ、芸術・デザインに革新をもたらした「構成主義」。本展は、この潮流のもとに世に送り出され、時代を彩った “構成的ポスター” が、20世紀を通じて織りなした図像と文字の風景を、竹尾ポスターコレクション(多摩美術大学寄託)により辿る。
会場:東京都庭園美術館
会期:2021年1月30日(土)~4月11日(日)
観覧料:1100円(65歳以上550円)
開館時間:10:00~18:00
休館日:2月10日、24日、3月10日、24日、4月5日
最寄り駅:目黒駅、白金台駅
HP: https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210130-0411_ConstructivePostersOfThe20th.html
◆DOMANI・明日展 2021 文化庁新進芸術家海外研修制度の作家たち
◇ジャンル:絵画、インスタレーション、映像、陶芸など
文化庁が実施する「新進芸術家海外研修制度」を利用したアーティストの作品を展示する「DOMANI・明日展」。本展では、国際的な移動や発表を前提に活動してきた作家たちが、長期にわたる閉塞状態のアートシーンに遭遇したなかで思考を重ね、制作した作品を展示する。
会場:国立新美術館
会期:2021年1月30日(土)~3月7日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:乃木坂駅、六本木駅
HP: https://domani-ten.com
◆佐藤可士和展
◇ジャンル:グラフィック
1990年代、株式会社博報堂でアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを次々と手がけ、 2000年の独立以来、企業から、幼稚園、病院、ミュージアム、エンターテインメント界、ファッション界、地域産業まで、多種多様な分野で革新的なVI・CI計画やブランド戦略を手がけ、内外から注目を集めてきた佐藤可士和。そんな日本を代表するクリエイティブディレクターである佐藤の過去最大規模となる個展である。本展では、佐藤自身がキュレーションする会場構成のなかで、約30年にわたる活動の軌跡を多角的に紹介する。
会場:国立新美術館
会期:2021年2月3日(水)〜5月10日(月)
観覧料:1700円
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:乃木坂駅、六本木駅
HP:https://kashiwasato2020.com/
※日時指定予約制
◆「写真家ドアノー/音楽/パリ」
◇ジャンル:写真
フランス・パリを舞台に多くの傑作を生みだし、世界でもっとも愛され続けている写真家のひとりである、ロベール・ドアノー。本展は、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど様々な音楽シーンを題材に1930年代から90年代にかけて撮影された、ドアノー独自の音楽的感覚に富んだ作品約200点を紹介する。
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2021年2月5日(金)〜3月31日(水)
観覧料:当日一般1500円ほか
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:会期中無休
最寄り駅:渋谷駅、神泉駅
HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_doisneau/
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
※金・土曜日は21:00までを予定。詳しくは公式HPを要確認
※2月5日、6日は18:00まで
※3月20日、21日、27日、28日のみ日時指定予約制
◆夢二デザイン1910-1930 —千代紙から、銀座千疋屋の図案まで—
◇ジャンル:グラフィック
約100年前の日本で“可愛い”というキャッチコピーを使用し、自らデザインしたグッズを売り出した画家・竹久夢二。本展では、1910年から1930年の間に夢二が手掛けた千代紙、絵封筒、雑誌表紙、楽譜表紙、本の装幀、双六、銀座千疋屋のための図案、ポスター、レタリング等を紹介する。
会場:竹久夢二美術館
会期:2021年2月11日(木)〜6月6日(日)
観覧料:1000円※
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月・火曜日※
最寄り駅:根津駅、東大前駅、上野駅
HP:http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
※日時指定予約制
※弥生美術館も入館可能
※2月23日、5月3日、4日は開館、2月24日は休館
◆[写真コレクション特集] 写真に見るファッション
◇ジャンル:写真
写真黎明期の19世紀ヨーロッパにみるドレスアップした上流階級や文化人の肖像写真をはじめ、幕末明治期の和装や洋装、各地の民族衣装、戦後に広まるモード系の写真など、服飾・ファッションに焦点を当てて紹介する。
会場:東京富士美術館
会期:2021年2月13日(土)〜5月23日(日)
観覧料:800円(65歳以上は700円)
開館時間:10:00〜17:00(受付終了は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:八王子駅、京王八王子駅、拝島駅、秋川駅
HP:https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=4202102131
◆「細川家四代展 ―護立・護貞・護熙・護光―」
◇ジャンル:陶芸など
護立・護貞・護熙・護光にいたる近現代の細川家四代が、自ら制作した作品を一堂に展示する。
会場:永青文庫
会期:2021年2月13日(土)〜4月11日(日)
観覧料:1000円(70歳以上は800円)
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:早稲田駅、江戸川橋駅
HP:http://www.eiseibunko.com/exhibition.html#2021shoka
◆「平櫛田中 彫刻の彩り」
◇ジャンル:彫刻
作品の彩色に携わった作家と平櫛田中との交流を、彫刻作品や資料を交えて紹介する。
会場:平櫛田中彫刻美術館
会期:2021年2月17日(水)〜5月中旬
観覧料:300円
開館時間:10:00〜16:00
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:一橋学園駅、小平駅、新小平駅、国分寺駅
HP:https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/061/061405.html
◆ヨーロピアン・モード
◇ジャンル:服飾
宮廷が流行を生み出した18世紀のロココ時代から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀を経て、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信源とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介する。
会場:文化学園服飾博物館
会期:2021年2月18日(木)〜4月22日(木)
観覧料:500円
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:日曜日、祝日、振替休日
最寄り駅:新宿駅
HP:https://museum.bunka.ac.jp/exhibition/
◆中国の陶芸展
◇ジャンル:陶芸
漢時代から明・清時代にわたる館蔵の中国陶磁器コレクション約60点を紹介する。
会場:五島美術館
会期:2021年2月20日(土)〜3月28日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:上野毛駅
HP:https://www.gotoh-museum.or.jp/event/next/
◆岩﨑家のお雛さま
◇ジャンル:工芸品、絵画
当時の技術の粋を集めた、貴重な美術工芸品である、岩﨑家の雛人形・雛道具を展示する。
会場:静嘉堂文庫美術館
会期:2021年2月20日(土)〜3月28日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:二子玉川駅
HP:http://www.seikado.or.jp/exhibition/next.html
◆停滞フィールド 2020→2021
◇ジャンル:現代アート
「停滞フィールド」とは、時間が停滞した領域のこと。時空間に僅かな操作を施し、そこから生まれる差異や歪みを取り入れることで、物事の見方を問い直す作品を制作してきたアーティストの作品を展示する。知のウイルスによって人々の活動が滞り、今では停滞フィールドの内部に取り込まれたかのような社会を、それぞれの視点から捉えようと試みる。
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2021年2月20日(土)〜3月21日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜19:00
休館日:2月1日、3月1日、8日、15日
最寄り駅:御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20210220-7033.html
◆白川義員写真展 永遠の日本/天地創造
◇ジャンル:写真
世界的写真家で、山岳写真家としても輝かしい実績を残す白川義員の展覧会。第一期、シリーズ第11作目となる「永遠の日本」は、日本人の誇りと魂を復興する一助になりたいという作家自身の願いが込められた、崇高で美しい日本の自然を、 第二期、シリーズ第12作目となる最新作「天地創造」は、アメリカ西部の砂漠で、入域が1日わずか20人に限定されているザ・ウェーブや、中国の湖南省・張家界市に位置し、「仙境」と呼ぶにふさわしい武稜源など、いずれも近年発見された地域や、「奇跡の絶景」といわれ最近話題の南米ウユニ塩湖などを中心に作品を展示する。
会場:東京都写真美術館
会期:2021年2月27日(土)〜5月9日(日)※
観覧料:700円(65歳以上は350円)
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日
最寄り駅:恵比寿駅
HP:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3455.html
※第一期:2021年2月27日〜4月4日、第二期:4月6日〜5月9日
※展示替えあり
※5月3日は開館
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