用語集お墓
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お線香
おせんこう お墓参りや仏壇にあげる棒状の線香のことです。寺院参拝、お墓参り、仏壇に向かうときなど、はじめに香をたくことで、空間を正常にし、心と体を落ち着かせます。芳香はそこに集う人にわけへだてなく伝わることから仏の慈悲を表し、天に向かって伸びていく美しい香煙は、仏と自分をつなぐ回路であると捉えられています。
お線香は、江戸時代初期に誕生しました。香木や香原料を微粉末にし、水と椨(たぶ)の樹皮の粉末で練り上げ、線状に成形して乾燥させたものです。火がつけやすく最後まで均一に燃焼することから広く普及しました。
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