漢字で今日もいい感じ〜【vol.9】
読めると気持ちいい! 秋の味覚編
編集部の花塚と一緒に「難読漢字」を読んで、今日はちょっとだけいい「感じ」の自分へ。第9弾です!
今回の難読漢字のテーマは「秋の味覚」です。「木通」や「香蕈」……一体、何と読むのでしょうか? 難読漢字で昨日よりも少しだけいい「感じ」になっちゃいましょう!
第1問 ビタミンD・B2が豊富なあの食材!
最初は「湿地」。一体、何と読むでしょうか?
ヒントは、「シッチ」ではありません! が、シッチに少しだけ近い読み方をします。
正解は……
「シメジ」でした。
シメジは、シメジ科のきのこです。コナラなどの林に群生し、「地面を占領するほど一面に生える」ことから「占地」とも書きます。「シッチ」と読めば、「日あたりが悪く、湿気の多いジメジメした土地」という意味になります。
腸活にきのこは欠かせない! ということで、本当にシメジにはお世話になっています。俳優の速水もこみちさんのYouTubeチャンネル「M’s TABLE」で公開されている、「きのこ炒め」のレシピが簡単&おいしすぎるので、ぜひ真似してみてください〜!
第2問 食物繊維が豊富な食材
次は「牛蒡」。一体、何と読むでしょうか?
ヒントは、「牛」がついているからといって、動物ではありません!
正解は……
「ゴボウ」でした。
ゴボウは、キク科の二年草です。葉は大きいハート形で、根は地中に垂直に長く伸びて牛の尾に似ていることから「牛蒡」と書くようになりました。
正直「ゴボウが食べたい!」とはあまり思わないのですが……、お弁当の端っこに入っている、甘めのきんぴらごぼうは大好きです。
第3問 紫色をしたあの食材
次は「木通」。一体、何と読むでしょうか?
ヒントは、果物です!
正解は……
「アケビ」でした。
アケビは、アケビ科のつる性落葉低木です。春ごろに薄紫色の小花をつけ、楕円形の果実を結びます。果実は完熟すると縦に割れ、果肉はとても甘いです。「木通」は漢名が由来で、「山女」とも書きます。
実はアケビを一度も食べたことがなく、この機会に楽天でポチりました。
第4問 クセの少ない白身魚
次は「鰍」。一体、何と読むでしょうか?
ヒントは、北海道では「◯◯◯汁」が有名!
正解は……
「カジカ」でした。
カジカは、カジカ科の淡水魚です。体長約15cmほどで、見た目はハゼに似ていますが、うろこがありません。水の澄んだ小石の多いところに住む習性があることから、「鮖」とも書きます。
関東ではあまり出回ることはありませんが、北海道や東北ではとてもポピュラーな魚だそうで、北海道の郷土料理として「カジカ汁」が有名です。あまりのおいしさに鍋を勢いよく突っついて食べてしまうことから「鍋こわし」とも呼ばれているのだとか。一度は食べてみたい……!
第5問 秋を代表する食材
次は「甘藷」。一体、何と読むでしょうか?
ヒントは、甘~い秋の味覚の1つです!
正解は……
「サツマイモ」でした。
サツマイモは、ヒルガオ科のツル性多年草です。大きな塊根はでんぷんなどの養分を蓄えていて、とても甘いのが特徴です。
私が一番好きな秋の食材と言えばサツマイモです! ホックホクの焼き芋にバターをのせてかじりつきたくなります。考えただけでお腹が空いてきました……。
第6問 家でも簡単に栽培できる!
次は「香蕈」。一体、何と読むでしょうか?
ヒントは、天日干しすると栄養価がアップする食材です。
正解は……
「シイタケ」でした。
シイタケは、シメジ科のきのこです。シイ、カシ、クヌギなどの枯れた木に生えます。もちろん、一度は目にしたことがあるであろう「椎茸」とも書きます。
こちらも秋を代表する食材ですよね。私はシイタケをはじめとするキノコが大好きすぎるあまり、今年の3月ころに自宅でしいたけの栽培を行っていました。その模様はこちらの連載で読めるので、ぜひ!
「秋の食材」の読み方で、いい「感じ」な自分になれたでしょうか? 食欲の秋ですから、原稿を書きながらついお腹が空いてきてしまいました。みなさんもぜひ旬の食材で秋を満喫してくださいね。
みなさんは、いくつ読めましたか? ぜひコメント欄で教えてください〜!
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