2021年6月に行ける展覧会
展覧会の見どころを一挙紹介(東京都版)
文:出口夢々
2021年6月に行ける、東京都で開催されている46の展覧会の情報を一挙に紹介します!
各展覧会ともコロナ対策は十分。ぜひ、足を運んでみてください。
※下記の紹介は、5月31日時点の情報をもとにしています。4月25日(日)から6月20日(日)において、緊急事態宣言が発令されています。緊急事態宣言の延長の可能性もあるため、ご訪問前に各会場のHPをご確認ください。
2021年9月に行ける展覧会はこちら!
▼2021年9月に行ける展覧会
展覧会情報
◆夢二デザイン1910-1930 —千代紙から、銀座千疋屋の図案まで—
◇ジャンル:グラフィック
約100年前の日本で “可愛い” というキャッチコピーを使用し、自らデザインしたグッズを売り出した画家・竹久夢二。本展では、1910年から1930年のあいだに夢二が手掛けた千代紙、絵封筒、雑誌表紙、楽譜表紙、本の装幀、双六、銀座千疋屋のための図案、ポスター、レタリングなどを紹介する。
会場:竹久夢二美術館
会期:2021年2月11日(木)〜6月27日(日)
観覧料:1000円※
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月・火曜日
最寄り駅:根津駅、東大前駅、上野駅
HP: http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/exhibition/now.html
※日時指定予約制
※弥生美術館も入館可能
◆田渕由美子展 ~1970’s『りぼん』おとめちっく♡メモリー~
◇ジャンル:マンガ
人気少女マンガ雑誌『りぼん』(集英社)で、1970年代後半の“おとめちっく”作品ブームの中心的存在として活躍したマンガ家・田渕由美子。本展では、「クロッカス咲いたら」「フランス窓便り」「あのころの風景」など『りぼん』時代の作品を中心に、初期作品から『コバルト』『YOU』他、エッセイマンガ等の近年の作品まで展示。原画・雑誌・ふろくから田渕の画業を紹介する。
会場:弥生美術館
会期:2021年2月11日(木)〜6月27日(日)
観覧料:1000円※
開館時間:10:30〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月・火曜日※
最寄り駅:根津駅、東大前駅、上野駅
HP: http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html
※日時指定予約制
※竹久夢二美術館も入館可能
◆Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示
◇ジャンル:絵画
キュビスムの画家たち、アンリ・マティスのドローイング、マルセル・デュシャン、抽象表現主義の女性画家たち、瀧口修造と実験工房、オーストラリアの現代絵画など、未公開の新収蔵品92点を含む201点他を紹介する。
会場:アーティゾン美術館
会期:2021年2月13日(土)〜9月5日(日)
観覧料:ウェブ予約チケット:1200円、当日チケット:1500円(窓口販売)、学生無料(高校生以上要ウェブ予約)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:東京駅、京橋駅、日本橋駅
HP:https://www.artizon.museum/exhibition/detail/60
◆モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて
◇ジャンル:絵画
モンドリアン(1872-1944)生誕150年を記念した展覧会。初期のハーグ派様式の風景画、象徴主義や神智学に傾倒した作品、キュビスムの影響を受けて独自展開した作品、晩年の水平垂直線と原色平面の「コンポジション」などを展示し、モンドリアン芸術の広がりを再検証する。
会場:SOMPO美術館
会期:2021年3月23日(火)〜6月6日(日)
観覧料:オンラインチケット1500円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:新宿駅
HP:https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/mondrian/
※事前予約制
◆クールベと海 展—フランス近代 自然へのまなざし
◇ジャンル:絵画
19世紀フランスを代表するレアリスムの巨匠ギュスターヴ・クールベ。鋭い洞察力や高い技術力が評価されたクールベの風景画家としての側面に焦点をあて、とりわけ画家が1860年代以降に集中的に取り組んだ「波」連作を中心に紹介する。
会場:パナソニック汐留美術館
会期:2021年4月10日(土)〜6月13日(日)
観覧料:1000円(65歳以上900円)
開館時間:1〜4日 10:00〜18:00
5〜6日 9:30〜19:00
7〜11日 10:00〜19:00
12〜13日 9:30〜19:00(いずれも入館は閉館の30分前まで)
休館日:なし
最寄り駅:新橋駅、汐留駅
HP:https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/21/210410/
※事前予約優先制
◆特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」
◇ジャンル:絵巻物
擬人化した動物たちや人びとの営みを墨一色で躍動的に描いた作品、国宝「鳥獣戯画」。本展では、展覧会史上初めて、甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を、会期を通じて一挙公開する。
会場:東京国立博物館 平成館
会期:2021年4月13日(火)〜6月20日(日)
観覧料:2000円
開館時間:8:30〜20:00(入館は閉館の1時間前まで)※
休館日:なし
最寄り駅:上野駅、根津駅
HP:https://chojugiga2020.exhibit.jp/
※事前予約制
※6月14日は13:00開館
◆サントリー美術館 開館60周年記念展「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」
◇ジャンル:日本絵画
約2500点の浮世絵をはじめ、質・量ともに国際的にも高い評価を得ている、ミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Art 通称Mia〈ミア〉)の日本絵画コレクション。本展は、Miaの日本美術コレクションのなかから、中世から近代にいたる日本絵画の変遷を選りすぐりの優品で紹介する。
会場:サントリー美術館
会期:2021年4月14日(水)〜6月27日(日)
観覧料:当日1500円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:火曜日※
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2021_1/index.html
※金・土曜日は20:00まで
※6月22日は開館
※会期中展示替え
◆「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」 ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展
◇ジャンル:絵画、写真など
2021年4月よりアートギャラリーで開催を予定していたライアン・ガンダーの個展は、新型コロナウイルス感染症を巡る情勢の急激な悪化、ことにイギリスにおけるロックダウンにより、やむなく開催延期に。ガンダー展の開催延期にあたり、ガンダーから「収蔵品展のキュレーションはイギリスからでもできるのでは」と申し出があり、当初上階(4階)で予定していた「ガンダーによる収蔵品展」を全館で開催する。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2021年4月17日(土)〜6月24日(木)
観覧料:1000円
開館時間:11:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:なし
最寄り駅:初台駅
HP:https://www.operacity.jp/ag/exh239/
◆アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人
◇ジャンル:絵画、映像、彫刻、インスタレーションなど
「アナザーエナジー展」では、世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名に注目し、彼女たちの活動に光を当てる。16名の年齢は71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを積んでいるアーティスト。彼女たちが制作した絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションにパフォーマンスなどの多彩で力強い作品をとおして、長いキャリアのなか、ひたむきに挑戦し続けてきた彼女たちの特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える。
会場:森美術館
会期:2021年4月22日(木)〜9月26日(日)
観覧料:平日一般2000円(65歳以上1700円)、土・日・休日一般2200円(65歳以上1900円)ほか
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:会期中無休
最寄り駅:六本木駅、麻布十番駅、乃木坂駅
HP:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/anotherenergy/index.html
※事前予約可
※火曜日のみ17:00まで
◆僕のヒーローアカデミア展 DRAWING SMASH
◇ジャンル:原画
2014年より「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した、漫画家・堀越耕平氏の『僕のヒーローアカデミア』、通称『ヒロアカ』。シリーズ累計発行部数3000万部(2021年1月現在)を記録し、日本のみならず、世界を席巻している本作。その初の原画展が、2021年春に東京で、同年夏には大阪で開催される。
会場:森アーツセンターギャラリー
会期:2021年4月23日(金)〜6月27日(日)
観覧料:2000円
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
最寄り駅:六本木駅、麻布十番駅、乃木坂駅
HP:https://heroaca-ex.com/
※事前予約制
◆コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画
◇ジャンル:絵画
1964年の東京オリンピック景気を背景に、全国に44店舗にものぼるキャバレーを展開して、キャバレー王の異名をとった実業家、福富太郎。父親の影響で少年期に興味をもった美術品蒐集に熱中し、コレクター人生も鮮やかに展開させた。本展は、作品を追い求めた福富太郎の眼に焦点をあて、類稀なるコレクションの全体像を提示する。
会場:東京ステーションギャラリー
会期:2021年4月24日(土)〜6月27日(日)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:なし
最寄り駅:東京駅、大手町駅、二重橋前駅
HP:http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202104_fukutomi.html
※事前予約制
◆特別展「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」
◇ジャンル:浮世絵
風景画で双璧をなす葛飾北斎と歌川広重の挑戦をストーリー展開で浮き彫りにする。浮世絵の名作、「冨嶽三十六景」全46図を一挙展示するだけでなく、浮世絵史を語るうえで見逃せない貴重なコレクションを通して、二人の浮世絵師のあくなき挑戦の数々を名品とともに紹介する。
会場:江戸東京博物館
会期:2021年4月24日(土)〜6月20日(日)
観覧料:1000円(65歳以上500円)
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:両国駅
HP:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
◆8つの意表~絵を描く、絵に描く、画家たちのキセキ~
◇ジャンル:絵画
「意表」をキーワードに、練馬区立美術館のコレクションから、練馬にゆかりの深いアーティストを含む8名を選出。近現代美術にユニークなキセキ[軌跡]を残した彼らそれぞれの二重の意味での「意表」を、複数の個展形式で展示する。
会場:練馬区立美術館
会期:2021年4月30日(金)〜6月20日(日)
観覧料:500円(65歳以上300円、75歳以上無料)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:中村橋駅
HP:https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202102261614340138
◆【開館55周年記念特別展】百花繚乱 ―華麗なる花の世界―
◇ジャンル:絵画
2021(令和3)年に開館55周年を迎える山種美術館。それを記念して、花を描いた絵画で美術館を満開にする展覧会を開催する。本展では、近代・現代の日本画を中心に、横山大観の桜、山口蓬春の紫陽花、小林古径の蓮、速水御舟の椿など、春夏秋冬、1年12カ月それぞれの季節を感じさせる花の名画を一堂に展示し、名だたる画家たちの花に寄せるまなざし、創意工夫に満ちた表現を紹介する。
会場:山種美術館
会期:2021年4月10日(土)〜6月27日(日)
観覧料:1300円
開館時間:平日10:00〜16:00、土日祝日10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP: https://www.yamatane-museum.jp/exh/2021/flower.html
◆「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」
◇ジャンル:現代アート
AIによる自動翻訳を用いた体験型の展示や、複数の言語を母国語とするクレオール話者による映像、また、手話やジェスチャーといった豊かな身体表現、さらには人と動物そして微生物とのコミュニケーションにいたるまで、さまざまな「翻訳」のあり方を提示する作品を紹介する。
会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:2020年10月16日(金)~2021年6月13日(日)
観覧料:1200円
開館時間:11:00〜18:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:http://www.2121designsight.jp/program/translations/
◆特別展「大地のハンター展 〜陸の上にも4億年〜」
◇ジャンル:標本
陸に上がってから4億年のうちに多様化したハンター(捕食者)。本展では、動物が生きていくために必要な営みである「捕食」に注目し、ハンターの顎と歯の進化や、ハンティングテクニックを紹介しながら生態系におけるその役割と重要性を解き明かす。
会場:国立科学博物館
会期:2021年3月9日(火)〜6月13日(日)
観覧料:2000円
開館時間:9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:上野駅、京成上野駅
HP:http://daichi.exhn.jp/
※事前予約制
※6月7日は開館
◆アール・ブリュット ゼン&ナウ 2021 レターズ ゆいほどける文字たち
◇ジャンル:アール・ブリュット
国内外のアール・ブリュットの動向において、長く活躍を続ける作家と、近年発表の場を広げつつある作家を、さまざまな角度から紹介する展覧会シリーズ「アール・ブリュット ゼン&ナウ」。第1回目にあたる「レターズ ゆいほどける文字たち」では、文字に魅了され文字にとりつかれた8名の作家を取り上げ、作品を展示する。
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、2
会期:2021年3月13日(土)~6月6日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
最寄り駅:渋谷駅
HP:https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2021/20210313-66.html
※事前予約制
◆インナー・ランドスケープス、トーキョー
◇ジャンル:陶芸、写真
フィンランド在住の写真家マルヤ・ピリラと、 日本をベースに活躍する陶芸作家の崔聡子と蔵原智子のユニット Satoko Sai + Tomoko Kuraharaによるプロジェクト「インナー・ ランドスケープス」。作家 がある地域に暮らす高齢者たちにインタビューを行い、彼らの 生きてきた時間(歴史)の断片を集め、その人の内面やその地域 に流れる時間を投影した作品が展示される。
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 交流スペース
会期:2021年3月13日(土)~6月6日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
最寄り駅:渋谷駅
HP: https://inclusion-art.jp/archive/event/2021/20210313-71.html
※事前予約制
◆MOTコレクション コレクションを巻き戻す
◇ジャンル:現代アート
戦後美術を中心に、近代から現代に至る約5500点の作品を収蔵している東京都現代美術館。「MOTコレクション」展では、コレクションの成り立ちに光をあてる2部構成で紹介する。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年3月20日(土)〜6月22日(火)
観覧料:500円(65歳以上250円)
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:なし
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-collection-210320/
※事前予約制
◆Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展
◇ジャンル:現代アート
中堅アーティストを対象に、受賞から2年にわたる継続的支援によって、更なる飛躍を促すことを目的に、東京都とトーキョーアーツアンドスペースが2018年度から実施している現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award (TCAA)」。本展では、第1回となる「TCAA2019-2021」受賞者の風間サチコ、下道基行の初期作品から最新作までを展示する。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年3月20日(土)〜6月20日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:なし
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://www.tokyocontemporaryartaward.jp/exhibition/exhibition_2019_2021.html
※事前予約制
◆マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在
◇ジャンル:現代アート
現代のアートシーンに独自の位置を占める作家、マーク・マンダースの、国内美術館初の個展。マンダースは、1968年オランダのフォルケル生まれ。1986年、18歳のときに、自伝執筆の試みを契機に得たという「建物としての自画像」という構想に沿って、以降30年以上にわたって一貫した制作を続けてい流。本展は、作家本人の構想により、展示の全体を1つの作品=想像の建物のインスタレ―ションとして構成する。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年3月20日(土)〜6月22日(火)
観覧料:1500円(65歳以上1000円)
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:なし
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mark-manders/
※事前予約制
◆ライゾマティクス_マルティプレックス
◇ジャンル:現代アート
2021年に設立15周年を迎えるrhizomatiks(ライゾマティクス)の個展。設立以来、常に人とテクノロジーの関係を探求しているライゾマティクス。世界的に活躍するアーティストであるビョーク、スクエアプッシャー、Perfume、狂言師・野村萬斎や研究者らとのコラボレーションに加え、多様な視覚化や問題提起型のプロジェクトを通して、技術と表現の新しい可能性を追求してきた。本展では、美術館における初の大規模個展として、彼らが展開してきた領域横断的なクリエイションを展望するとともに、「現在」とクリティカルにシンクロする新作プロジェクトが展示される。
会場:東京都現代美術館
会期:2021年3月20日(土)〜6月22日(火)
観覧料:1500円(65歳以上900円)
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:なし
最寄り駅:清澄白河駅、木場駅、菊川駅
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/
※事前予約制
◆アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話
◇ジャンル:デザイン
フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトと、その妻・アイノ。使い手の視点に立ったきめこまやかなデザインと、地域や社会に根ざした建築を目指す2人の姿勢を、初公開となる貴重な数多くの資料をまじえてたどる。
会場:世田谷美術館
会期:2021年3月20日(土)〜6月20日(日)
観覧料:1200円(65歳以上1000円)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:用賀駅
HP:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00202
※事前予約制
◆イサム・ノグチ 発見の道
◇ジャンル:彫刻
20世紀を代表する芸術家イサム・ノグチ。彫刻のみならず、舞台美術やプロダクトデザインなど様々な分野で大きな足跡を残した。本展では、晩年の独自の石彫に至るノグチの「発見の道」をさまざまな作品で辿りつつ、ノグチ芸術のエッセンスに迫る。
会場:東京都美術館
会期:2021年4月24日(土)〜8月29日(日)
観覧料:1900円(65歳以上1100円)
開館時間:9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
休館日:月曜日※
最寄り駅:上野駅
HP:https://isamunoguchi.exhibit.jp/index.html
※7月26日、8月2日・9日は開室
※事前予約制
◆「心のふるさと良寛 Ⅱ」
◇ジャンル:書
江戸時代後期の詩歌・書に優れた托鉢僧で、「良寛さん」と呼ばれ親しまれている良寛。生涯寺を持たず、名利にとらわれぬ生活を送り、清貧の中で生きとし生けるものすべてへの愛を失わず、子どもと戯れ、友と語り、和歌や漢詩を詠み、書に興じた寛の生きざまや遺墨は、いまも多くの人々の共感を呼び、魅了し続けている。本展は、2018年に開催した春季展「心のふるさと良寛」の第2弾として、日本有数の良寛コレクター秘蔵の遺墨を中心に、新たにそのコレクションに加えられた作品を展示する。
会場:永青文庫
会期:2021年4月24日(土)〜8月1日(日)
観覧料:1000円(70歳以上800円)
開館時間:10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、6月29日
最寄り駅:早稲田駅、江戸川橋駅
HP:https://www.eiseibunko.com/exhibition.html
◆ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 美しき棺のメッセージ
◇ジャンル:古代エジプト
オランダ最古の大学都市ライデンの中心部にあるライデン国立古代博物館。本展では、ミイラ棺の研究で世界的に知られるライデン国立古代博物館所蔵の貴重なミイラ棺10数点展示する。
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2021年4月16日(金)〜6月27日(日)
観覧料:1800円
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:なし
最寄り駅:渋谷駅、神泉駅HP: https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_leidenegypt/
※事前予約制
◆茶箱と茶籠
◇ジャンル:茶道具
三井記念美術館の所蔵品の過半数である茶道具。そのなかから趣味性が強く、独特の世界観を持った茶箱と茶籠を、茶道具や書画とともに紹介する。
会場:三井記念美術館
会期:2021年5月1日(土)〜6月27日(日)
観覧料:1000円(70歳以上800円)
開館時間:11:00〜16:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:三越前駅、日本橋駅、東京駅、神田駅、新日本橋駅
HP:http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
◆特別列品「神の新たな物語―熊野と八幡の縁起ー」
◇ジャンル:絵巻
時代の潮流や信仰を基盤として、熊野や八幡といった新たな物語や神話が作り出された中世。本展では、國學院大學図書館が所蔵する熊野の神々や八幡神(応神天皇)とその母・神功皇后をめぐる縁起絵巻の数々を展示し、物語から中世の神々の姿を見ていく。
会場:國學院大學博物館 企画展示室
会期:2021年5月13日(木)〜7月3日(土)
観覧料:無料
開館時間:12:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:日・月・火曜日
最寄り駅:渋谷駅、表参道駅、恵比寿駅
HP:http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2021_spring.html
◆特集コーナー展示 マリノ・マリーニの彫刻と版画
◇ジャンル:彫刻、版画
20世紀イタリアを代表する彫刻家、マリノ・マリーニ。馬と機種の彫刻で知られている彼だが、彫刻を制作する傍ら、数多くの版画も制作した。本展では、石橋財団コレクションのなかから彫刻や版画作品を展示する。
会場:アーティゾン美術館 4階展示室
会期:2021年5月15日(土)〜9月5日(日)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:東京駅、京橋駅、日本橋駅
HP:https://www.artizon.museum/exhibition/detail/62
※日時指定予約制
◆新・晴れた日 篠山紀信
◇ジャンル:写真
時代の熱量を捉えた写真によって、1960年代から活躍を続ける篠山紀信。本展では、長嶋茂雄や輪島功一、オノ・ヨーコなど、誰もが知るアイコンをちりばめながら、広範に社会の動きを捉え、昭和という時代の尖鋭な批評となっている写真集『晴れた日』の構造を使って、二部構成で60年間にわたる篠山紀信の116作品を展覧する。
会場:東京都写真美術館
会期:2021年5月18日(火)〜8月15日(日)
観覧料:1200円(65歳以上600円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4019.html
※日時予約制
◆映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く
◇ジャンル:絵画、写真、版画、ポスター
富士山や寺社仏閣、隅田川など、誰もが親しみ、懐かしいと感じる景観がどのように描かれ、広まっていったのかを、絵画をはじめ、写真や版画、ポスターなどから探る。
会場:府中市美術館
会期:2021年5月22日(土)〜7月11日(日)※
観覧料:700円
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:府中駅、東府中駅、武蔵小金井駅、国分寺駅、北府中駅
HP:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/haeru_NIPPON_TOKUSETSU.html
※前期:5月22日〜6月13日
後期:6月15日〜7月11日
※一部展示替えあり
◆FROM―それぞれの日本画―
◇ジャンル:日本画
日本美術界で活動してきた作家たちが、研究・挑戦・発表を目的として結成したグループ「FROM」。本展では、日本美術界で連綿と続く伝統を継承しながらも枠にとらわれずに独自の表現を追求し続ける現代日本画を展示する。
会場:郷さくら美術館
会期:2021年5月22日(土)〜6月20日(日)
観覧料:500円(70歳以上400円)
開館時間:10:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:中目黒駅
HP:https://www.satosakura.jp/?page_id=1332
◆茶入と茶碗
◇ジャンル:茶道具
大正10年(1921)より刊行が始まった『大正名器鑑』。全9編11冊にもおよぶこの本では、875点もの茶入と茶碗(天目を含む)の名品が取り上げられ、それらの観賞の指針が明確に示されている。本展では、『大正名器鑑』の刊行百年を記念し、第一章で館蔵の茶入と茶碗を中心に『大正名器鑑』の成立過程を概観し、第二章ではその刊行関連行事で用いられた作品を通して、編者の高橋義雄(1861-1937、号箒庵)と当館のコレクションの礎を築いた初代・根津嘉一郎(1860-1940、号青山)の友情の証を展覧する。
会場:根津美術館
会期:2021年5月29日(土)〜7月11日(日)
観覧料:1300円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:(祝日の場合、翌火曜日)
最寄り駅:表参道駅
HP:https://www.nezu-muse.or.jp/sp/exhibition/index.html
※日時指定予約制
◆佐藤美術館収蔵品展 アートのなかのいきものたち
◇ジャンル:絵画
佐藤美術館が所蔵する作品のなかから「いきものたち」が登場するものにスポットをあてて展覧する。
会場:佐藤美術館
会期:2021年6月1日(火)〜7月4日(日)
観覧料:600円
開館時間:10:00〜16:00(入館は閉館の15分前まで)※
休館日:月曜日
最寄り駅:千駄ヶ谷駅、信濃町駅、国立競技場駅
HP:http://sato-museum.la.coocan.jp/exhibition/exhibition-2021.html?id=ex210512
◆Dreams – to be continued – 髙田賢三回顧展
◇ジャンル:服飾
パリで作品を発表した1970年春のデビューから50周年を迎えた2020年10月に亡くなった、ファッションデザイナー髙田賢三。本展では、文化服装学院の卒業生である髙田賢三の、学園に保管されている多くの服飾作品や出版局での取材記事、写真などを展示。1970年代から80年代のパリモードを牽引した髙田の足跡を辿る。
会場:文化学園服飾博物館
会期:2021年6月1日(火)〜6月27日(日)
観覧料:500円
開館時間:10:00〜19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
最寄り駅:新宿駅
HP:https://museum.bunka.ac.jp/exhibition/#next
◆近代の日本画展
◇ジャンル:日本画
五島美術館所蔵の近代日本がコレクションのなかから「花鳥画」を中心に、橋本雅邦、川端玉章、横山大観、川合玉堂、安田靫彦、前田青邨、川端龍子、金島桂華など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を展覧する。
会場:五島美術館
会期:2021年6月1日(火)〜6月20日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:上野毛駅
HP: https://www.gotoh-museum.or.jp/event/open/
◆ファッション イン ジャパン1945-2020 ―流行と社会
◇ジャンル:服飾
戦中戦後の国民服やもんぺの時代から、国際的に華々しい活躍を見せた日本人デザイナーの作品、日本の若者から発信されたKawaii文化、サステナブルな近未来まで、世界に誇る日本のファッション文化を展覧。豊かな表現を生み出すきっかけとなった明治期以降の社会状況や流行といった現象を発端に、戦後から現在に至るまでの日本のファッションを包括的に紹介する。
会場:国立新美術館 企画展示室1E
会期:2021年6月9日(水)~9月6日(月)
観覧料:1700円
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日
最寄り駅:乃木坂駅、六本木駅
HP:https://fij2020.jp
※事前予約制
◆キングダム展 −信−
◇ジャンル:原画
『週刊ヤングジャンプ』(集英社)に連載中の大人気漫画『キングダム』。連載開始から15周年にあたる2021年、本作の圧倒的な迫力を体感できる展覧会「キングダム展 -信-」を開催。第1話「無名の少年」から第438話「雄飛の刻(とき)」までのストーリーで、仲間や敵との出会い・別れを糧に成長を遂げる主人公・信を中心に展示構成する本展では、原 泰久氏全面監修のもと、「信」の物語を再構築する。
会場:上野の森美術館
会期:2021年6月12日(土)~7月25日(日)
観覧料:2500円
開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の1時間前まで)
休館日:会期中無休
最寄り駅:上野駅
HP:https://kingdom-exhibit.com/
※事前予約制
◆隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則
◇ジャンル:建築
東京オリンピック・パラリンピック2020のメイン会場に予定される《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾。本展は隈建築の中から公共性の高いものを中心に36件を精選し、全点に隈自身による作品解説をつけて紹介する。
会場:東京国立近代美術館
会期:2021年6月18日(金)〜 9月26日(日)
観覧料:1300円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)※
休館日:月曜日、8月10日、9月21日
最寄り駅:竹橋駅、九段下駅、神保町駅
HP:https://kumakengo2020.jp/
※金・土曜日は21:00まで
※7月26日、8月2日・9日・30日、9月20日は開館
◆特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」
◇ジャンル:仏像
三輪山を御神体とする大神神社に付属する寺、大神寺にあった国宝 十一面観音菩薩立像や国宝 地蔵菩薩立像などの仏像と、仏教伝来以前の日本の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示する。国宝 十一面観音菩薩立像が奈良県から出るのははじめて。
会場:東京国立博物館 本館特別5室
会期:2021年6月22日(火)~9月12日(日)
観覧料:前売日時指定券 一般1400円ほか
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日※
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅
HP:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/shorinji2020/
※8月9日(振休)は開館
◆ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ
◇ジャンル:絵画
コローやクールベ、バルビゾン派から印象派まで、フランスの近代風景画をたどる展覧会。フランス国内ではルーヴル美術館に次いでコロー作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実しているランス美術館のコレクションから選りすぐりの名品を通じ、印象派において1つの頂点に達するフランス近代風景画の展開をたどる。
会場:SOMPO美術館
会期:2021年6月25日(金)~9月12日(日)
観覧料:1500円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)※
最寄り駅:新宿駅
HP:https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/musees-reims-2021/
※8月9日は開館
◆夏の優品展 清涼消暑の美
◇ジャンル:日本画
五島美術館と大東急記念文庫の収蔵品から、「涼」をテーマに絵画、書跡、陶芸の優品約50点を展観。日本画に表された瀑布や消暑風景、清雅な禅宗の墨跡、秋・冬の和歌を詠じた古筆、涼やかな青磁や白磁、藍色が美しい青花のやきものなどを紹介する。
会場:五島美術館
会期:2021年6月26日(土)〜8月1日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:上野毛駅
HP:https://www.gotoh-museum.or.jp/event/schedule/
◆日本画「GOLD++」展
◇ジャンル:日本画
光の表現としての「黄金:GOLD」をさまざまな作品より紹介。古典的な技法でもある「金」を使った黄金の世界を楽しめる。
会場:郷さくら美術館
会期:2021年6月29日(火)〜9月5日(日)
観覧料:500円(70歳以上400円)
開館時間:10:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:中目黒駅
HP:https://www.satosakura.jp/
◆三菱創業150周年記念 三菱の至宝展
◇ジャンル:書、屏風、器など
《曜変天目》、『毛詩』をはじめとする国宝12点が出品。三菱一号館を構想した岩崎彌之助が創設し、嗣子小彌太が拡充した静嘉堂、岩崎久彌によるアジア最大級の東洋学研究図書館・東洋文庫から歴史を刻んだ名品が集結する。
会場:三菱記念一号館美術館
会期:2021年6月30日(水)〜9月12日(日)※
観覧料:1900円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合開館)、8月10日
最寄り駅:東京駅、有楽町駅、日比谷駅、二重橋前駅
HP:https://mimt.jp/kokuhou12/
※展示替えあり
※事前予約制
◆居場所はどこにある?
◇ジャンル:現代アート
アートをとおして私たちにとっての居場所について考える展覧会。家族とは? コミュニティとは? アイデンティティとは? コロナ禍によって浮き彫りになった、自明ではない、しかし誰もが切望する安全な居場所の存在に改めて注目し、その問題と可能性について探る。
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館1・2階
会期:2021年6月1日(火)〜6月20日(日)
観覧料:無料
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:上野駅
HP:https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2021/where_is/where_is_ja.htm
まだデータがありません。